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秋の夜長に北欧ジャズ:HDCD MoOde Audio foobar2000

日記・雑記
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応接室で秋の夜長に北欧ジャズを楽しんでいます。スウェーデンの歌姫シャネット・リンドストロームとピアニスト、スティーブ・ドブロゴスとのデュオによるHDCD「フェザー Feathers」です。正しく羽根のように軽く繊細な歌声とピアノの音色で、HDCDでアタックが忠実に再現されるためダイナミックレンジがたいへん広くなっています。

以下、Macの再生画面。

フリーソフト foobar2000@Mac miniとMoOde Audio@ラズパイ3 を光で直結、2台のUSB DACを切替えるシンプルな構成でも実測最大音圧 >85dBA(101dB@1m)では満足な音です。RC造りの無垢床でエアボリュームがあり響きが多いため、Hybrid-fastフィルタを選びました。

USB2.0 LANアダプターは最低速度の最低負荷に設定。

MoOde Audioの設定画面でUSB DACを切り替え。SafariやFirefoxなどブラウザーで moode.local からリモート操作します。

HDCDのデコードはdBpoweramp CD Ripperを使用。DSPのHDCD optionでは +6dB Amplification をオフにしています。そうしないとせっかくのピークエクステンションが相殺されてHDCDの意味がなくなると思います。そのかわり音量を2倍にする必要があります。

Wikipediaより抜粋した解説:
 HDCDエンコード盤は、0 dBを超える波形尖塔部を鈍らせて記録し、再生時に非直線量子化によって鈍らせた波形尖塔部を復活させるピークエクステンションというしくみのため、通常のCD盤と比較すると音量が小さく聴こえてしまうので、HDCD対応機器は通常CD盤を再生した際にー6dB音量を絞るようになっている。

Wikipediaの著者のブログに具体例があります:
 音響 HDCD 【High Difinition Compatible Digital】

送出バッファは200msに設定。最低の100msでは高域がザラつくように感じます。バッファ量は少ないほどレイテンシーは良くなりますが、足りなくなると歪みついには音切れします。

デコーダーは4つオンにしてますが、常用するのはWAVとCue Sheetだけです。FFmpegやDSPはすべてオフ。動作を軽くすればするほど音質はよくなります。

デバイスもMoode UPNP 24bitだけ選んでいます。

MoOde Audioは多様なバッファ調整ができるため、すべてレイテンシー最小状態にしています。バッファ量で音質変化します。

スウェディッシュ・グラミー受賞作「アティチュード&オービット・コントロール Attitude & Orbit Control」では、ロバート・ワイアットと共演しています。ソフト・マシーンを彷彿とさせる傑作だと思います。

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