今回の舞台はプリ管で、感じたことを記載します。
プリはEinstein the tube2です。
先日、片チャンネルの音が出なくなったので、ステラさんに修理をお願いしました。結果は、入力共通ラインの保護抵抗に焼損形跡があるとのことで、交換をお願いして程なく戻ってきました。その際に、真空管の一つ劣化が進んでいるので、機会があれば交換してはどうかとのことでした。Siemens製のECC82管で外見的にはどのようにくたびれているのかが良くわかりませんでした。しかし、専門家の意見を信じて、代わりの真空管を探しました。
幸いSiemensのECC82管の中古の出物があり、購入しました。5本セットでこれも外見状の違いは分かりません。元からついていたものと比べると、プレートが小さいです。併せて新品の方が良いかなと考えてMullardのECC82管を購入しました。
とりあえず、付け替えて聴いてみようと始めました。
何か、思ったような音ではないなあ。
では、他の管はどうかと、取り替えてみた結果は、写真にある通り、6本6通りの音です。
パワーアンプに使っているEL34では、メーカーによる音の違いを体験しており、最後に東芝製にたどり着きました。
今回のプリ管では、同じメーカーでも音が違うことを経験しました。良くエージングで音が変わるとも云われます。中古の真空管であるので、くたびれ具合で音が違うのかなとも思いました。
今回は、真空管を入れ替えて、「美しい!これが良い」と気に入ったECC82管でしばらく聴いてみようと思います。
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夜更けのミミズクさん、初めまして。
まゆきんと申します。よろしくお願いします。
球ころがしの記事を拝見し、興味深く読ませていただきました。
当方もプリ・パワーとも真空管アンプを使っております。
当然(?)ながら球ころがしもやっており、音の変化に一喜一憂しているところです。
その結果、パワーアンプでは、全ての球が非純正になってしまいました。
また、つい先日、mullardのプリ管(ボックスプレート)を購入し、次の休みにでも、また一喜一憂しようかと思っています。
特にヴィンテージ真空管は、値上がりと品薄状態が酷く、なかなか手に入れることができませんが、現代球とバランスをとりながら、やっていければと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
まゆきんさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。
プリ管の交換は初めてでしたので、それぞれのECC82をちょい聞きで決めてしまいましたが、それで良いのかと不安でしたので、日記に書かせていただきました。本当は、表題を「教えて!」にしたかったです。
でも6本をちょい聞きでも、採用したECC82は、すぐに「これが良い!美しい」と思いました。私はジャズや女性ボーカルを良く聴きます。少しキラキラする音が好きなので、そこにはまる音であったかと思います。残りの真空管をそのまま持ち続けるのか、迷いますが、Siemensの真空管もなかなか手に入りにくいので、しばらくはこのまま在庫したままで行こうかとも思ってます。
また、いろいろお教えください。
夜更けのミミズクさん、こんばんは。
球転がしは、どんな音が出るかワクワクして楽しいですね。
購入されたSIEMENSのECC82の音のバラつきが大きいそうですが、これは最近製造された球にありがちで、同一メーカで同一構造の古い球では音質の差は少ないと思います。
プレートや電極の作りが分かる鮮明な写真を載せていただければ、球の新古がある程度分かるかもしれません。
またECC82系1本でしたら、TelefunkenダイヤマークやGE等の古い球をお貸しできますので、よろしければ連絡してください。
EDさん、レスありがとうございました。
テレフンケンは、パワー・アンプでEL34を使ってみた事があります。皆さんが良いと言われるので、どのようになるのかと聴いてみました。上品な豊潤さという感じであったかなと記憶を辿ってます。東芝を選んだ理由を忘れかけてますが、ややさっぱりした感じを好んだかも知れません。石のアンプだとこのような自分好みにいじれないので、球は面白いですね。