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京都オーディオフェスティバル2024

日記・雑記
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オーディオ輸入商社、アンプやフォノカートリッジメーカーなど7社協賛による京都で初めての「京都オーディオフェスティバル2024」に行ってまいりました。

100席ほどある音響的に配慮された部屋で、解説が傳(ふう)信幸氏でした。この人には大阪のハイエンドオーディオショウで何回かお目にかかっています。

前半が11時から13時までで、小型ブックシェルスピーカーと真空管アンプの比較試聴でした。

スピーカーはソナス・ファベールのLumina ⅡAmator、Mobile Fidelityの25CM同軸スピーカーでSource Point10、スペンドールClassic 3/1、EPOS ES14N,フランコ・セルブリンの最新機種Accordo Goldbergで全て小型ブックシェルフスピーカーです。

駆動したアンプはTriode EVO Pre,EVO 武蔵で真空管式100Watt/chです。もう1機種はCanor AudioのHeiperion P1,Virtus M1で、このメーカーはスロバキアにあり、OEMでいろんなメーカーに出している有名メーカーだそうです。真空管式の無帰還で、真空管の選別システムを開発して外販もしているとのこと。こちらは110Watt/CHでした。アナログプレーヤーのカートリッジはDSオーディオの光方式です。CDプレーヤーはTriodeのTRV-CD65SEです。

アナログLPレコードとCDに音質の優劣は感じられませんでした。また良くアンプの音質差は小さいがスピーカーの音質差はずっと大きいと言われますが、驚いたことにどのスピーカーでもアンプが自分の音に染め上げています。スピーカーよりアンプの音質差が大きいのです。

また小型ブックシェルフでも低域の音量や質感は十分で、この広い部屋でフルオーケストラが鳴らせると感じました。これも強力な真空管アンプのお陰で、AVアンプでは無理と感じました。

13時から近くの有名レストランに行ったら1時間立って待つ羽目になりました。席についてからも10分待たされ、午後の部に到着したのは1時間遅れの15時になりました。

午後の部は大型フロアスピーカーです。Esteron Aura, Spendor Classic200Ti, FINK Team Borg Episode2, ソナスファベールAmati G5, Audio nec EVO2でしたが、Borg episode2の後半からしか聞けませんでした。

CDプレーヤーはBurmester 061,アンプはAirtightとPiliumでした。EVO2は興味深い発音構造で、大変切れの良い音です。

感覚的には音質は午前の部と大して変わらず、大型だから特に良いとは感じませんでした。再生音量も低域の量感や力感もほとんど同じでした。

小型スピーカーでも高性能の真空管アンプと組み合わせると、生演奏とほとんど遜色ない、フルオーケストラがしっかり聞けることが分かったのが大きな収穫でした。

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