連日、サブウーファーの話題です。
今日は2つのケースについて、
サブウーファーが2台あった方が良い事を書き留めます。
昼休みにテキトーに書くので間違い勘違いあるかもです・・・お手柔らかに(^^;
2つのケース
—————————————————-
■ステレオ再生(AVアンプ無し,既存2chにアドオン)
■5.1ch再生(AVアンプ有り,’.1ch’再生)
■でもちょっと待って
—————————————————-
■ステレオ再生(AVアンプ無し,既存2chにアドオン)
普通のSTEREOです。
オーディオシステムの低音再生の下限周波数をもっと押し下げたい場合、
既存のシステムにサブウーファーを追加する手段があります。
Fostexがオススメしているアドオン接続というのが代表的?です。
[:image5:]図:CW200D紹介ページより転載
ここにAVアンプは登場しません。
サブウーファーに接続される音声情報は、左ch、右chと分かれている。
といいますか左右それぞれのスピーカーの低音を補完するためなので
左右それぞれにサブウーファーを配置するのが理想です。
当たり前といえば当たり前か・・・スミマセン。
とはいえ費用の面で苦しい場合は片chだけで妥協するのも手です。
メインのスピーカーが小型なら、聞こえなかった低音が出てきて感動します。
ちなみに私が好んで使っている安価なサブウーファー。
ONKYO SL-057 の取扱説明書から、サブウーファーの置き場所などについて紹介します。
[:image4:]驚くのは、部屋的に左右対称ではなくズラしています。1/3位置推奨ですが、サブウーファーはメインスピカーの内側でも外側でもなく・・・右側!?
2台置くと何が良いのか、これに続いて説明書きがありました。
[:image6:] なるほど!! 2台置くことは『定在波』の対策だったのか。
たしかにサブウーファー1台だと、特定の周波数がリスニングポイントで全く?聞こえなかったりしますよね。アンプの音量上げても全く解決しません。
定在波の存在を知らないと、どんどんアンプの音量を上げていって最後にはウーファーを壊してしまう人も発生しかねません。そういう危険性が緩和される。置き方はコツは2台のサブウーファーが、似たような定在波元とならないように左右非対称な置き方をすることなんですね?たぶん。
ウーファーが2台になることで音圧が計算で2倍(+6dB)となることも見逃せません。1台で大音量が苦しいとき、2台に増やして鳴らせば・・・個々のボリュームを-6dBした状態で1台のときの同じ音圧が得られるからです。※単純計算ではそうです。
■5.1ch再生(AVアンプ有り,’.1ch’再生)
.1chなんだからウーファーも1台でいいだろ?何言ってるのだお前は?
というお叱りが聞こえてきそうですが、そこは承知の上です。
というか結論は先のステレオ再生で述べてしまっていましたね・・・。
『定在波対策』と『音圧アップ(1台あたりの負担軽減)』がメリットでした。
AVアンプ marantz NR1711の取り扱い説明書をみると・・・
[:image1:]何やら、サブウーファー2台を接続する絵が登場します。
まるで左右それぞれに、サブウーファーを置けと言わんばかりですが、違います。
もう少し読み進めると・・・
[:image2:]2台のウーファーには同じ信号が出力されます。
えーー、そうだったの。左右別々だったらよかったのにぃぃというのは当然の感想です。
さらに読み進めると・・・
[:image3:]AVアンプの取扱説明書なのに『非対称』になるように指示しています。
偶然にもONKYO SL-057の取扱説明書と同じく、サブウーファーはメインスピカーの内側でも外側でもなく・・・右側!?ですね♪
ふむふむ、marantzは書いてないけれど、コレが『定在波対策』なのですな?
1台のサブウーファーを設置して、ある低音がリスニングポイントで聞こえなかったとしたら、もう1台をちゃんとその低音が聞こえるような場所に設置すればいい。お互いに補間しあう関係を作り出せたらいいですね。
■でもちょっと待て?
ステレオサウンドじゃあ左右対称が1位だったぞ?
[:image7:]http://www.stereosound.co.jp/review/article/2015/04/10/37060-4.html
「おまえ、嘘つきじゃないのか?」 そんな批判も 聞こえてきそうです。
※上記のURLはリンク切れ → 同記事はWebArchiveで画像以外を閲覧可能
このステレオサウンドの記事・・・
よく見ると、ステレオの 「アドオン」 でも 「5.1ch」 でもありません。
ドルビーアトモスのAVセンター:パイオニアSC-LX58で映画「トランセンデンス」、TOTOの音楽ライヴ作品「Live in Poland(米国盤)」(ドルビーサラウンド再生)を試聴しての結果。
もったいぶりましたが
『ドルビーアトモス 5.2.4構成で比較スタート!』と書いているので、
★訂正:2021/05/19 16:49:LFEが2本は誤り!! m(_ _)m
[旧]:独立したLFEが2本。
[新]:独立したSW が2本。
★訂正ここまで
これでは非対称接地による定在波対策の有効性は少し揺らいでしまいます。2本のサブウーファーから同じ信号が出力される場合と、(AVアンプ制御で)別々の信号が出力されることの違いです。
★追補:2021/05/19 16:49ここから —————————>>>>>
SWが2台で別々の信号といっても、そのソース(源流)はどちらも一緒。
「.2」の意味は、2本のSWを独立してレベル,ディレイ,EQなどを調整できるという意味合いのようで、ソース・・・つまりLFEが2chあるのではないのでした。
そのため、わざわざ2台を非対称に設置しなくてもデジタル補正で位置をズラしたのと同等のエフェクトを加えたり定在波対策用のEQを適用すればよく、設置は見た目の良い左右対称にできる・・・という理屈と、私は理解しました。
PIONEER&ONKYOグループの考え方は慣れていませんが、DENON&marantz陣営の考え方は慣れています。Audyessey XT32とかいう高い製品に搭載のものが、サブウーファー2本をそれぞれ独立に調整できる様子でした。
追補:2021/05/19 16:49ここまで★<<<<<------------------------- こんな感じで・・・ ひとえに サブウーファーといっても 音源(ソース)が何か? メインスピーカーの再生能力は? 低音のマネージメントはAVアンプにやらせるのか、サブウーファー側でやるのか? サブウーファーは2台購入できるのかそれとも1台だけか? ★訂正:2021/05/19 16:49:LFEが2本は誤りにつき下記1文削除 m(_ _)m ********* [削除]:そのAVアンプはアトモスみたいなLFEの「.2」に対応しているのか?それとも「.1」までの対応か? ★訂正ここまで********************************************************** という訳で、置き場所選びには、統一理論のようなルールは出しにくい感じです。まるで 『アース』 のように、ケースバイケース。 拙宅のAVアンプはSW1とSW2の出力がありますが「.1」までの対応で、且つ、試聴ソースも「.1」までなので、サブウーファー2台の非対称設置が理想かもしれない感じです。 オーディオって面倒です(^^; .
コメント ※編集/削除は管理者のみ