電研精機研究所のノイズカットトランスTM 200V仕様のお話です。
200V仕様のトランスを、家庭の100Vで使ったら
唸りが小さくなるんじゃないか?という仮説の確認です。
お盆には間に合いませんでしたが、届きました。
早速丸端子を装着します。
[:image1:]
大きさを比較するために並べてみます。
左から 1kVA 300VA 100VA です。
[:image2:]真ん中の200V仕様はコアの板の枚数が半分くらい?ですかね。
まず、コンセントに接続してみます(無負荷)。
何も聞こえません!! 耳を近付けても聞こえません。
耳を当てたらさすがに唸りは聞こえます。まずは成功。
次に、Blurayプレーヤを接続します。
電源ON!!
「ブーーーン」 えええ!?
100V仕様のときの半分くらいの音量で鳴りました。
なんだこれ? 消費電力小さいはずなのに唸りやがります。
この marantzのプレーヤー UD-7006はスイッチング電源です。
[:image5:]
そういえば・・・以前、
うつみくんさんが YAMAHAのネットワークプレーヤーで
ノイズカットトランスが唸ると言っていたなぁ。
で、iFi AC iPurifierを接続したら収まったと。
これは試してみるしかありません!!。
やってみました ↓
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唸り音の動画URL : https://youtu.be/L3k_bvXcchk
[:image4:]
電研精機研究所のノイズカットトランスTM NCT-I1(200V/200V 300VA)は、家庭100V通電しただけでは無音といえる状態でした。
ところが、負荷にBlurayプレーヤーを接続して電源ONすると唸り出します。電源OFF、スタンバイ状態なら無音)。Blurayプレーヤーの消費電力はせいぜい40Wにも満たないはずなのに不思議(内部はスイッチング電源です)。
ちなみに100Wの白熱電球を負荷に繋いで点燈させると無音という状態です。
[:image3:]唸りが聞こえません。力率1の負荷1Aでは唸らない。
やはりBlurayプレーヤーの消費電流に唸りの原因がありそうです。
そこで、このBlurayプレーヤー接続時の唸りを何とかしようと考えました。
巷では、iFi AC iPurifierという電源アクセサリーが効いたといいます。
ノイズカットトランスTM は 負荷に何も接続しなくても唸る場合がありましたが、
このような無負荷の唸りに対して iFi AC iPurifierは無力でした。
「効いた」というので試してみたら・・・まったく変化なしで少しがっかり。
無負荷での唸りには効果がない?
さて、今回の、
負荷のBlurayプレーヤーが引き起こす唸りはどうだったでしょう?
⇒ 効きましたよ!!
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<まとめ>
■小さめのノイズカットトランスは無負荷では無音かも。
(感じ方に個人差はあると思いますが。)
※前回の100V/100V 100VAは無負荷を試していませんでした。唸る・熱いと言っていたのはBlurayプレーヤーUD-7006が負荷だったとき。
■200V仕様のトランスを100Vで使うと負荷接続時の唸りが
半減したように聞こえる。※100V仕様100VAとの比較
(感じ方に個人差はあると思いますが。)
■負荷のスイッチング電源で引き起こされるノイズカットトランスTMの
唸りは iFi AC iPurifier で 抑える事が可能なケースがありそう。
ただし無音にはなりません。音のトーンが下がって聞こえにくくなる感じ。
2021年8月29日追記:
■200∨仕様はヒンヤリしている。発熱が圧倒的に少ない。※100V使用時
トランスをさわるとヒンヤリしています。でも間違いなく通電しています。負荷はBlurayプレーヤーのスタンバイ状態のみ。スタンバイならば唸りは皆無。無負荷でも発熱するのが普通だと思っていましたが、冷たい。これは棚からぼた餅。
追記ここまで
【200V仕様の注意】————————–
300VAですが定格2次電流は1.5Aです。
3Aではない事に注意。
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iFi AC iPurifeirが活躍するところが撮影できて
なかなか面白かったです(^ー^
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