2月の「PCオーディオ環境整備」の報告後、それなりの進展がありましたので、「その2」を纏めました。
PCそのもののハードは2月とほぼ同じものですが、搭載ソフト/データを多少、組み直しました。
Roon PC/Music Data:Streacom FC10WS +エーワイ電子12V5Aリニア電源
2月にRoon PCとしてRoon ServerをインストールしていたPCに1TBのSSDを増設、Minim Serverを入れてMusic Server兼用としました。
一方でRoon Output機能は使用せず、Roon CoreとMinim Serverのみです。
RoonとMinim Serverは基本的に同時使用しないので、パフォーマンス面は問題無しという判断です。OS用のドライブを32GB SSDに移行、OSはWS2012R2、Audiophile OptimizerでRoon用に最適化しました(GUIモード)。
JPLAYシングル:HDPLEX 2nd Gen H5 Case+HDPLEX 100W LPS
2月にはMusic Serverとしていた個体をJPLAYシングルPCに換装しました。
リニア電源から、マザーボード用19V、OSドライブ用5V、JCAT USB Card用5Vを独立給電しています。OSはWS2012R2、AOでJPLAY シングル用に最適化しました(コアモード)
SOtM sMS-200 + SOtM mBPS-d2s
SOtMのネットワーク・ブリッジを専用のバッテリー電源と一緒にRoon Bridgeとして導入しました。接続するDACはChordのDAVEです。
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iFi micro iDSD Black Label
JPLAY用のDACに導入しました。安価ですがXMOSのインターフェイスで接続性が高いのが採用理由です。どうしても音が薄いので、手持ちのファインメットのライントランスを経由してプリアンプに接続しています。
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纏めると、
再生ソフトはRoonとJPLAY。
DACはRoon用にDAVE、JPALY用にmicro iDSD BL。
音源はRoon Server PC上のSSD。JPLAYにはMinimServer。
となります。
Roon経由でTidal音源が聴けます。SSDに入りきらない音源はQNAP HS-210に保存。Rippingや編集作業は、Ripping用のPC(Zalman Case、Core i5)で別途行います。LightMPD UPnPのシステムは、接続が混み合うのでサブ・システムの方に移しました。
肝心の音ですが、DAVEの細やかながらも濃い音が印象的です。今まで聴いた中で最もアナログというかテープのような音がします。Roon Bridgeを独立させた効果は、僅かですが静寂感が増したようです。
一方JPLAYは音に切れがありますが、DACの実力差は如何ともし難くここは改善の余地があります。DACLinkは700HzだとどうしてもハイレゾやDSDファイルの再生で止まってしまいます。350Hzでは十分安定しているので当面はこれで行きます。JPLAYは、700Hzへの挑戦、Dual化、DAC、等々課題が多いです。
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