現在のリスニング・ルームは約17畳の専用室で、2015年から使用しています。
それ以前は、今はピアノ室となっている30畳の部屋をリスニング・ルームとしていました。
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専用室と言っても特段の音響処理をしているわけではありませんが、好きなように機器を配置したり広げたりできる自由はあります。それでも17畳と30畳のエアボリュームの差は如何ともしがたく、また大きな部屋で鳴らしてみたいとずっと考えていました。
大きな部屋は、グランド・ピアノが鎮座しているだけで如何にも勿体ないのですが、家内のコーラス仲間が時折大勢やってきて使用したり、友人を呼んでミニコンサートを開いたりするので、移動が大変なオーディオ機器を設置するのは難しいのです。
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ところが、今年のCOVID-19の流行で、そのような活動は自粛となり大勢の人が集まることは当面出来そうもありません。ということで、家内から許可をもらい大きな部屋にも1セット組むことにしました。
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特に機器を新規購入した訳ではありません。
今まで、専用室に押し込んでいた機器を適宜選択して移動させました。ただ、また部屋を明け渡すことも念頭に置いて、比較的「移動が楽」ということも考慮に入れた選択です。
専用室も少しスッキリしました(大差ないかも...)。
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ピアノ室の機器
[Analogue]
Nottingham Analogue HyperSpace + Viv Lab RigidFloat 9 + FR-64S
[Preamp]
EAR 912
Marantz 7 改
[Poweramp]
McIntosh MC352
[Tape]
Nagra T-Audio
Denon DH-710F modified by de Paravicini
[CD Player]
Studer A730
[Digital File]
Sforzato DSP-Vela Special (HQPlayer)
iFi micro iDSD BL (Roon)
[Loudspeakers]
PSD T4
この計画を実行に移したのは、友人の紹介で引き取ったPSD T4が到着したことが契機です。
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写真でも分かる通り、この部屋のサイズでPSD T4はさすがに小さ過ぎのように見えますが、なかなかの鳴りっぷりです。部屋の条件の良さと相俟ってソースによっては800D3を上回る部分もあります。写真の位置は仮置きで、もっと前に出すと音場感が大きく向上します。
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実は、この部屋のサイズに相応しいスピーカーとパワーアンプを新規に購入して納品を待っています。到着まで暫くかかるので、当面はこのシステムで楽しむ予定です。
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