HDMIがインターフェースの主流になりつつある中、既存のシステムへの接続手段は充実しているとは言い難く、特に(マルチチャネルの)プリ出力があるAVアンプは巨大で場所を取る事もあり、導入を断念せざるを得ない大きな要因でもありました。
そこで、今回、上記隘路の解決を試み、最小サイズのAVアンプで、且つ、C/Pも優れている Onkyo SA-205HDX を HDMI→マルチチャネルアナログ変換器へ改造した所、問題なく動作する事が確認できました。
これにより、(廉価DVDプレイヤ等)マルチチャネル出力が HDMI のみの機器でも、各種ディジタルフォーマットに対応したサラウンドの再生が、現行システム、且つ、省スペースで可能となりました。
更に、SA-205HDX は(何故か)大変改造し易い良心的な構造となっており、P板等を外さずに必要な信号を比較的容易に取り出す事ができました。(安全の為、出力はオペアンプでバッファしました)
又、筐体底板にも(何故か)丸穴が開いており、簡単に(細めのシールド線で)出力を引出す事ができました。
くれぐれも改造は自己責任ですので…。
然し、(各種フォーマットに対応し、ダウンミックス機能がある) HDMIデコーダさえあればこんなに苦労する事はないのですが…。
参考までに取り出しの為に接続した端子部分の詳細です。
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