またまたDiffusorモドキの話ですが、Diffusor同士が密接設置か分離設置かで音質が変わります。
端的に言うと、
密集すると定位感、奥行き感が上がり、分離すると広がり感が向上します
まあ、これは予想通りだと思いますが。
ただ、今回はコレと別な変化が判明しました。
3日前から、冬季の空気の乾燥でDiffusorモドキの板が再び収縮していないか確認していましたが、
Diffusorモドキ同士が隣接した状態で恒例のデコピンを行うと、デコピンで板を弾いた音とは別に、「ガサガサ、キシキシ・・・・」という音も聞こえてきます。
この音は一体何か?と思ったら、密接に隣接している事で、Diffusor同士のサイドパネルが擦れ合っている音でした。
弱めのデコピンでも結構音がするので、
スピーカーからの音圧でDiffusorが擦れ合って、少なからず音を出して汚しているかも?
と考えました。
という事で、隣接するDiffusorモドキ同士を全て10mm程離しています↓
この程度では、そんなに変わらないでしょ?と思いましたが、これだけでかなり音質が変わっています。
ハッキリ分かるのは、音離れが良く、定位感、奥行き感の更なるアップ、また、一音一音が更にハッキリしてきました。
じっくり聞いていくと、低域の量感すらも締まりつつ上がっています。
本家Diffusorの名誉?のために書いておきますが、この現象はおそらく、建築資材の比重の低めなヒノキという木材を使った事によってサイドパネル同士が擦れ合って音を出している事が弊害になっているものと思われます。
ただ、ちょっと気になるのが、本家Diffusorも評論家曰く、
1200mmに600mmを積み上げるより、1800mm1枚の方が幾分音質が良い
と評していたので、これが縦方向のパネルの共鳴現象が原因だと、あながち無視出来ないかもしれません(サイドパネルも上下パネルも板厚は同じ)。
ちなみに、前回までの裏側から強化したのはスリットだけなので、サイドパネルは強化せずそのままでした。
これはサイドパネルも強化しないとダメなようですね。
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