1ヶ月前までストーブを焚いていたのに昨日(4/28)から30℃超えで冷房を使おうかどうか・・と言うのが近況で4月の3連休は比較的ノンビリと過ごせています。投稿のアイキャッチ画像は伸び放題になった鈴蘭(すずらん)の葉にジャケット2枚を無造作に載せて直射日光を照明代わりにし撮影してみました。
前回、2月下旬の日記でも近親者の他界等々を記しましたが3月に入って59歳の義弟が他界し、奥様と喪主を務めて奥様の実家の「家終い」と相当バタバタしていました。いよいよ次は自分や奥様の順番なのか・・いやいや、まだウチの母親(83)も元気なんで、せめて母親の年齢までは生かして欲しい‥(汗)
のっけから縁起悪い前置きですが、そろそろ身辺整理も兼ねた終活なども頭の片隅に置きつつ「悔いを残さない」よう欲しいと思ったらモノは入手して置きたいもの・・
と、言うことで4月になり久しぶりに寄った山形市内の「ミュージック昭和」(←ここは変則な定休日に要注意)でルー・タバキンの「tracking」と言うダイレクトカッティング盤とマリーンの「マジック」のマスターサウンド盤を入手したのでレビューします。ちなみにどちらも500円と言う現在では信じられない良心的な値段で両親も喜んでおります。(今は母親しか居ないので両親が喜んだのはウソ・・)
◎ルー・タバキン「tracking」(ダイレクト・カッティング盤)・・1976年制作の45rpmダイレクト・カッティング盤でA面は当方が苦手な「ど」ジャズ色が強い選曲の一方、B面はタイトルの「tracking」がヒュージョン風のオーディオ・チェック(カートリッジのトラッキング・チェック)にも使えそうなパルシブ(パル支部としか変換されるので死語なのか?)な曲と聴きやすいガーシュイン作曲「Summertime」をルー・タバキンのフルート、穐吉敏子のピアノ、シェリー・マンのドラムで聴かせてくれるので何も言うことはありませんが、ちょっと殺風景なジャケット・デザインだけが残念です。当方の拙いレビューよりも、アナログおやじ様のJazz&Audio日記のレビューのほうが100倍分かりやすい!
◎マリーン「マジック」(マスターサウンド盤)・・マリーンと言えば何と言ってもアルバム「マジック」で3曲目の「It’s Magic」がメイン曲ですが、個人的には冒頭の「I’m So Excited」がオーディオ的にも作品的にも大好きでCDで聴くと甲高い重心の高い音質ですがアナログレコードで聴くとドラムやベースの音の存在感が増してとても聴き応えがあります。(「I’m So Excited」がThe Pointer Sistersの持ち歌のカバーとつゆ知らず外国の歌手がマリーン曲をカバーしてると勘違いしたりしていました。(笑))
プロデューサーはジャズの高音質盤を数多く手掛けた伊藤八十八(やそはち)氏でフィリピン出身のアイドル的な女の子を本格的な歌姫に仕上げた功績があると思います。(もちろんアイドル扱いに惑わされなかったマリーン嬢ご本人の努力も凄いのですが。。)
CD黎明期の1983年リリースで当時のCDも持っていますが録音が全く違い、CDはウーファーが壊れたかと思うくらい低音が殆ど収録されていないのに対しアナログ盤はタップリと低音が収録され誰が聴いてもマスターサウンド盤のほうに軍配が上がるでしょう。当時はCDのパル支部なサウンドが持て囃されましたから時代に迎合したサウンド作りになったのか。。もしや伊藤八十八氏の了解を得ないままCD化しちゃったのかも知れず、伊藤八十八氏御本人も原盤がデジタル収録なのでCD化で音色が変わらないだろうと思ったのか・・と妄想するのも楽しいですね。こちらも他人様の素晴らしいレビューがあるのでご参考下さい。
◎トヨタ「SOARA」(2004年式)‥冒頭に「悔いを残さない」ようにと記しましたが、義弟の車を処分するため寄った中古車買取店で真っ赤なソアラが走行5万km台で軽なみの値段で売っていて当方が買おうか買わまいか迷っていたら店長氏のほうから「今年分の自動車税8.8万を当社で持ちます!」それでも渋っていたら「今日中に決めていただくなら諸費用全て当社が持ちます・・」とのことで、値札どおりの値段で入手でき車検2年付きだったので令和8年3月車検までは令和7年度分の自動車税しか掛かりません。(もちろん任意保険やガソリン代はそれなりに掛かりますが‥)
前オーナー氏が20年間ガレージ保管で新車みたいな塗装、おまけに迂闊なオーディオマニアのハートをくすぐる当時15万もした「マーク・レビンソン」プレミアムサウンドシステムが付いていて納車前に当時のカタログを入手しておいたので積算した結果、消費税5%だった2004年時点でも総額700万超の高級車でした。それなりに維持費はかかりますが費用対効果はバツグンかと・・あとは2年か4年乗って100万くらいで売り抜けようと思っての入手でした。しかし、このクルマが買い取られた際は41.4万だったようで店長氏曰く「手放す際は100万以上で売れるかも」と調子の良い事を言ってましたが販売店サイトの買取実績から年式と塗色で検索すると買取価格がバレバレで、道理で中古車を1割以上も値引いて大丈夫かと思ったらそういうことでした。残念だったのは「マーク・レビンソン」プレミアムサウンドシステムが音量を上げると低音が割れて聴こえ、ネットで検索したらウレタンエッジを採用したスピーカーなためエンブレムがレクサスになってからも10年以上も使っていると楕円形のウーファーが100%ダメになるそうで購入前視聴では音量を上げなかったのでボロが出なかったようです‥そう言えばナビの日付がオカシイと思ったら2020年までしか表示できず2024年まで乗られることは想定されていないようでした‥(泣)
今のところ、交換時の値段も高額(25万)な純正ランフラットタイヤはタイヤが硬くて乗り心地が悪いので車検や売却時に使えるようガレージに取って置く事にし、燃費の良いタイヤと軽量ホイールに交換した際、外径を変えずに18インチから17インチに下げたのでタイヤ交換時も安く済みます。
丸20年間も経過したクルマですが、実際に乗って走ってみると流石に「腐っても鯛」で当初は1回目か2回目の車検前に売り払おうと思っていたのが揺らいできそうなほど強い魅力が恐ろしく、あと3年で再雇用が終わって年金生活になるので堅実な結論を出したいと思っていますが‥(汗々)
↑成金趣味的な分かりやすい車内(笑)↑これが決め手にもなったのですが寿命でした‥(泣)↑純正の245/40R18から225/50R17に軽量化↑岩手サファリパーク近くの菜の花畑の前↑羊のいる館ヶ森高原
【5月10日追加】5月5日(日)は、久しぶりにヴェルシスで岩手県へ。お天気的には3日と4日の天気が最高だったが仕事だったので仕方が無かったし4日は奥さんと久しぶりにお食事デートができたので思い残すことは‥(笑) 久しぶりに満州にらラーメンと紫波町のワイン工場へ買い出しツーリング・・だったけど、紫波町のワイン工場にはお目当ての安売りワインがなく「去年のブドウが不作で今年分は全て出荷したので地元の量販店にあるかも」と場所を教えてもらって紫波町のショッピングセンター NACSで思い切って1ダースを購入。店員がささっとカートを持ってきてくれて岩手県内での買物では嫌な思いをしたことがない。バイクに積めるか確認せず箱ごと買ってしまい、荷物を固定するゴム網があったのでバイクの後席に縛りつけることにした。1ダース箱は12kgくらいあって二人乗り時の乗車感覚に近く注意しながら運転。帰路は山沿いの県道を選んで走り、途中、何十年ぶりかで夏油(げとう)温泉に寄ってみた。 お風呂には入らず興味本位で寄っただけだが、さすがに何十年か前の記憶は皆無で狭い崖道を片道6kmくらい走るのがしんどかった。おそらく次には寄らないだろう。
帰りに夏油高原スキー場に寄ってみて展望風呂があったのでこの次にソアラで寄って見たい。自宅から花巻市⇒紫波町⇒夏油温泉まで230kmくらい走ったがサスガに数え63歳の年齢を感じ宿泊したくなったが、あと100kmちょっとで帰れるので頑張って自宅まで帰ったら、ちょうど妹が来ていたので買って来たばかりのワイン2本を手渡した。
そう言えば肝心のお得なワインは去年まで容量900ccだったのが、今年は750ccでお値段変わらず実質的な大幅値上げでバイクだったら大騒ぎ!? 去年のブドウの不作と昨今の値上げラッシュに便乗したのかどうか分からないが、いずれ従業員への給与を確保するための値上げだと理解したい・・もう容量900ccに戻ることはないだろうな〜(泣)
【5月10日追加‥5/8の庭木の手入れ写真を追加】こちら寒暖の差が大きく灯油ストーブを焚いてます。連休最終日、庭木の手入れをして早逝した実弟が小学校卒業時に送られたモクレンが40年以上も成長して大木になり、太い枝を広げて周りの庭木に迷惑を掛け、藤のツルも絡まってきたので余計な枝をバッサリと伐採しました。他の庭木も余分な枝を切っていたら、全く別の枝と葉っぱが密集して生えている枝があり「ヤドリギ」でした。宿主と完全に一体化していてマンガの「寄生獣」を連想させる怖さがあり切り離してやりましたが数日間枯れず物凄い生命力です。(汗)
↑「緑」に覆われてますが「手入れ中」です・・↑モクレンの大木の枝を伐採↑ヤドリギの生え始めが実にキモい・・(汗)
コメント ※編集/削除は管理者のみ
たかけんさん:
拙ブログにお越しいただいたお礼に、こちらにもコメント入れさせていただきますね。
申し訳ないのですが、全くこのサイトとは関係のないところに反応してしまいました!!!
ソアラのオープンですね!しかも赤!
これは希少ですね。あのソアラのオープンが出たとき、実はMTがあったら買っていたかもしれないのですが、世のほとんどの方は白を選んでいましたから(トヨタ車を買う人は白を選ぶ方が多いというのは業界内では知られている話)、赤は見たことが無いような気がします。
どうです、これで伊豆までドライブ、ってのは?(笑)私はオフ会は原則相互主義であるべきだと思っているのですが、たかけんさんのところにはお邪魔したきりになっているのが、少々、気になってはいるんです。
伊豆で同じ赤のヴァリエッタで迎え撃ちますよ(笑)。インスタ用にツーショット撮りたいなあ(爆)。
Auro3Dさま、こちらにも返信ありがとうございました。
>申し訳ないのですが、全くこのサイトとは関係のないところに反応してしまいました!!! ソアラのオープンですね!しかも赤!
写真まで添付しアナログ盤のレビューよりチカラが入ってしまいましたが「安くて良質な中古ブツを買い求める」延長線上で、20年経っても新車同然のブツがあれば「買ってから考えよう」となった次第。
オーディオ・ビジュアルに100万以上を投じて微妙なケースもありますが、今回のクルマの場合、費用対効果の方は自分の人生をも変えてしまいそうな事から自宅から離れた場所にガレージを借り保管しアルトで通って週イチペースで乗ってます。(汗)
塗色については同じ条件で「白」があったら、そちらを選んでいたかも知れませんが「赤」は好きな色ですし、売りにくくて買いにくい塗色だからこそ信じられない値段で入手できた訳です。
クルマの整備記録が残っていて20年間ワンオーナーで毎年正規ディーラーで整備されていました。個人情報は全て墨塗りされていましたが指で触れるとボールペンの筆跡が凸凹し安物スパイ映画のように裏面を鉛筆の芯でなぞったら鏡文字が浮かび上がり、スキャナーで読み取ってアプリで画像を反転したら前の持ち主の住所・氏名が判明・・それほど遠くない場所の「センセイ」ですが、再婚相手の前の旦那サマのようで迂闊には近寄らないようにしたいと思っています。(爆)
整備手帳に記されていたトヨタのディーラーに寄ってマークレビンソン仕様の純正スピーカーの有無を確認したら9個全種とも在庫あるそうで全交換と4個だけ交換時の見積りも依頼しました。ナビの地図データも2023年度版があるそうで日付問題もクリアできそうです。
>どうです、これで伊豆までドライブ、ってのは?(笑)私はオフ会は原則相互主義であるべきだと思っているのですが、たかけんさんのところにはお邪魔したきりになっているのが、少々、気になってはいるんです。
>伊豆で同じ赤のヴァリエッタで迎え撃ちますよ(笑)。インスタ用にツーショット撮りたいなあ(爆)。
お招きありがとうございます。たぶん秋口までは毎週、敷地の草刈りで忙殺される事から涼しくなる頃(そちらの職場に「秋休み」ってあるのでしょうか?)にタイミングを合わせたいと思います。
4.3リッターのクルマを入手しておいて燃費云々もオカシイのですがタイヤを交換してから一般道も高速もコンスタントに12km/Lくらい走れていたのが冷房を使うと10km/Lを切ることもあり流石に4.3リッターV8エンジン・・近頃はアクセル全開にも慣れ、飛行機の離陸時と同様、体がシートにめりこむような強烈な加速を味わっていますが、燃費表示が5km/L台になるため高性能車のオーナー諸氏は大人しく走っているのかな?と妙に納得していますが、たぶんそうじゃないのでしょうね・・(笑)