小生は、オーディオ用語?で言う「伝線病」ではないと信じてきた。
ケーブルはオーディオ機器を繋ぐ重要なものだということは理解しているが、だからといってそれを次々と矢継ぎ早に取替えて音が変ったと一喜一憂することには疑問を持っていた。
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オーディオの構成機器が変れば音も変るが、それに血道を上げることをオーディオの楽しみというならば、それは音の違いを楽しんでいることであり、小生がオーディオを通じて追い求めている音楽を楽しむこととは違う。
であるから、使用しているオーディオケーブルは、汎用品に近い普及価格帯のものがほとんどで、ブランドも様々。使っているケーブル類は、その時々の必要に応じ、メーカー製ケーブルを指定の長さに切断して端子を接続加工されたものを、ネット通販で購入してきた。
ACROLINK、AET、BELDEN、GOTHAM、LUXMAN、WE(Western Electric)
これらは線材や被覆にそれぞれ工夫がされており、当然だが固有の色が乗っていると感じとれるので、出来れば「無色透明な」ケーブルを使いたいと思っていた。
その小生が何故かこの言葉に惹かれ「使ってみたい」と明確な意思を持って導入したのが、ラダー型オーディオケーブルだ。
製造、販売しているのは、鳥取県米子市に拠点を構える、マルチョウ・エンジニアリング(Marucho Engineering)
技術的なブレークスルーがあって特許も取得しているその独特な構造から生まれたケーブルは、同社Webサイトの解説によると、「オーディオケーブルが持っている固有の音色は絶縁体特有の特異な性質にあり、誘電体歪と呼ばれています。同軸ケーブルを梯子状に組み上げることによりオーディオケーブル固有音を極限まで排除することが可能となりました・・・・」とある。
ケーブル固有音がないのなら小生が求めるものかもしれない。
そう思い、試しにプり~パワー間にアナログRCAケーブルを1本導入したのは1年ほど前のこと。
今回はスピーカーケーブルを2.5メートルで2ペア作ってもらい、バイワイヤ接続とする予定。
いずれは、CDT~DAC間のデジタル同軸、DAC~プリ間のRCAも全てラダー型に変えるつもり。
先ずは今週末の帰阪が楽しみだ。
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