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久しぶりのセッティング見直しに着手しています

日記・雑記
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コミュの皆さん、明けましておめでとうございます。

コロナ禍の新年を迎えた途端に感染者数の大幅増加で自主的にステイホームを余儀なくされ不安に満ちた中、オーディオで音楽を聴けることが知らず知らずのうちに蓄積しているストレスを癒してくれることに感謝する毎日です。

ステイを続けていると運動不足になりがちですから、早朝日の出前の人影が少ない時間帯の散歩&ジョギングと、室内での腕立て伏せや腹筋にスクワットとストレッチで体力を維持しようとしている中で、オーディオでも運動が出来るとばかりにユニコーンの位置の見直しに着手し始めました。

ここ数年は壁際に横置きする置き方で聴いていました。
小さな孫台風を避ける為もあったのですが、ユニコーンの低音域をバックロードの開口部を壁に近づけて増強する効果も狙っていました。

それより以前のユニコーン導入当初はDDDユニットの360度放射という特性を活かして部屋の中ほどに設置したホログラム再生を目指していました。
その当時はある程度狙い通りのホログラム再生は出来たのですが低音域の不足感に我慢が出来ず、部屋の使い勝手の悪さを解消する目的と相まって横置き配置に移行して、今年までユニコーンの基本的な配置をイジることはありませんでした。

その数年間に音源送り出し部分からのフルデジタル化などなど細かなブラッシュアップを行ってきたことや、ユニコーンのキャビネットが乾燥により響きが豊かになって来たことから、このステイホーム期間に再びホログラム再生と豊かな低音域の両者のバランスが取れた配置を見出すべくチャレンジを開始しました。

ということで、先ずは再び縦型配置に変更した上で少しずつ動かしては、様々な音源で形成される音場の形を整える作業を繰り返しています。

部屋の形が左右対称でない中では、メジャーで左右対称に置いて出来上がりという訳にはいかないので、ひたすら耳で聞こえてくる音場のイメージを頼りにするのですが、池に投げた石の波紋が干渉して打ち消しあうような場所にスピーカーが入ると音の精気が抜けたようになり、そこからホンの僅かに位置が変わるだけで打ち消されていた音が聞こえるようになります。

まだまだ始めたばかりなので思い描いたイメージ通りにはいかないのですが、コツコツと続けていればいつかそのうちにと取り組んでいます。
現段階では横置きの頃と同じ程度か少しだけ低音域の出方が改善されてきて、コントラバスがステージの床を這うような音はまだですが、ティンパニの打撃音は随分改善されてきました。

機器やケーブルの類には一切手をつけず、ただひたすらセッティングを詰める作業ですが、やった分だけ改善されたりやり過ぎてイメージから離れたりの繰り返しを今は楽しんでいます。

先週FMで放送された昨年8月のザルツブルグ音楽祭、モーツァルト劇場でのダニール・トリフォノフのピアノリサイタル、ピアノの響きは格段に良くなったと自己満足しながら聴いています。

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