昨夜(2025年3月7日)のNHK-FMで放送されたラトル指揮バイエルン放送交響楽団のマーラー交響楽曲第7番「夜の歌」は、既に地上デジタル放送でNHK音楽祭の2024年11月公演の模様が放映されていました。
演奏会が行われたNHKホールのコンサート収録は、毎度のN響定期演奏会が同じく地デジで放映されていて、録画した演奏を楽しんでいたのですが、世界でもトップクラスのオーケストラから聞こえてくる音楽の迫力の違いを感じさせる素晴らしいものでした。
そうしたところに昨夜のFM放送での放送です。
このところFMチューナーのアップグレード後に音質が格段に良くなったと感じていたところなので、5.1chの圧縮音声で送信されている地デジの音質と、2ch FM波で放送されたのをデジタルFMチューナーで96kHz/24bitで復調したのとでは、音質にどのような違いがあるのだろうか?
興味深く放送を聞きながらリアルタイムでのデジタルエアチェックに臨みました。
放送で聞こえてくるバイエルン放送交響楽団の演奏は、セラミックツィーターのコンデンサー交換で定数変更の効果があったのか、FM放送ではかつて聞いたことのない深い低音やパルシヴな打撃音が、マーラーらしさを全開に聴かせてくれました。
地デジの録画再生だと映像による視覚の効果もありますので単純比較はできませんが、映像抜きとしても音質が良くなったFMチューナーの効果も有るのでしょうが、ダイナミックレンジもより大きくS/Nでさえ優れているように感じます。
たまたま同じ放送を収録した放送を聴き比べすることが出来て、比較できたのは個人的にも大きな収穫でした。
FMチューナーのアップグレードサービス様々ですね。
http://wankata.cocolog-nifty.com/music/2025/03/post-5742ec.html
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