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続・オーディオ専用PC導入とその後

日記・雑記
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先月中旬にオーディオ専用PC導入にいたり
新環境のあれこれを、前回ご紹介しました。
今回はその新環境でどんな音楽を聞いているのかの
ざっくばらんなお話になると思います。

実は春先までクラシックばかり、
それも小編成の室内楽や声楽などを聞く日々でした。。。
ジャズやポップスは、何となく心の平仄が合わない感じでした。
唯一といっていいぐらいなのですが、ジャズで聞けたのが
ウィントン・ケリーでした。。。
おなじみの『Kelly Blue』とか『Wynton Kelly! 』とか
よく聞いておりました。

『Kelly Blue』は、アルバムを通じて
ボビー・ジャスパーのフルートが
(適切な喩えじゃないですが)なんか落語のお囃子みたいな味わいで
よかったな~という。。。
M5.「キープ・イット・ムーヴィング(Keep It Moving)」の
ナット・アダレーも、とがったところがなくて
ウィントン・ケリーの曲も軽妙な味わいがあって
もちろんピアノのプレイもそうですが。。。
とにかく心のささくれみたいなものを
ひゅーっと収めてくれる効用がありました。
このへんはビル・エヴァンスやオスカー・ピーターソンでは
駄目だったのかもしれません。。。

それからしばらくして
オーディオに対する関心も徐々に復活してきたころ
2人のアーティストの新譜に出会って
ずいぶんジャズに回帰できたような気がしています。
その2人とは、クリス・ポッターとビリー・チャイルズでした。
くしくもこのPhile-webのコミュでレビューを書いた2人に
救われたところがありました。

クリス・ポッターの新作
『The Dreamer Is the Dream』は
ECMレーベルでの最近の2枚のアルバムの集大成的なものだと
個人的には思っています。
http://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602557406658/

ECMでのやりかたをきわめた!というところでしょうか。
マンフレート・アイヒャーとの共同作業において
どうすればよい音楽ができるかを十分に考えて作られたアルバム
とも言えるでしょう。
とりわけすばらしいのは
やはりポッターの吹く楽器(サックス・バスクラ等)の音色の綺麗さ。
それを如何なく愉しめるよう
曲も録音も、寸分も違うことなく配置されているという趣があります。
一聴した感じでは、地味な印象のあるアルバムですが
何度か聞いていると、虚心坦懐に音に向かい合える瞬間が
訪れます!
そうなると、もっともっと貪欲に
この音楽世界に深く潜行してみたくなってきます。
ひとり、夜にその潜行を始めると
しばらくは戻ってきたくなくなるような。。。
そんな誘惑に満ちたアルバムです。

つづいてはビリー・チャイルズの新作
『Rebirth』です。
https://www.youtube.com/watch?v=EkV2AUskoi0

こちらは「静」のクリス・ポッター作品に対して
「動」の趣の強いアルバムです。
その主たる要因となっているのは
エリック・ハーランドの闊達な印象を与えるドラムスなんじゃないか
と私は感じています。
アルバム冒頭の曲「Backwards Bop」は
それをよく表しています。
この曲が気に入れば、その後のこのアルバムの展開に
自然と平仄が合っていくように思います。
それと上原ひろみなんかがお好きな方にもおすすめできます。
聞いていて何度か彼女のことを想起しましたので。。。
でも、また妙なことを書きますが
私は、このアルバムから
上原ひろみより、もっとフェミニンなものを感じてしまうのです。
ビリー・チャイルズのピアノ・作曲には
以前からそういう得もいわれぬやわらかさを
感じていたのですが
たとえば彼がいくら激しいフレーズを弾いても
情熱に流されない洗練されたものを常に失わずにいて
それがなんともやわらかいタッチを醸しているのです!
このアルバムではその印象がきわだっているように、私には思えます。
M7のミシェル・ルグランの曲をとりあげたりするセンスにも
そういうタッチを感じます。

今日のアルバム紹介はひさしぶりに気合が入りました。。。
このコミュがなかったら
この2人に、これほどいれこむこともなかったのでしょうけれど
ちょっと縁のようなものを感じるところでもあります。
「夢」から「再生」へというのも
なんというか、できすぎたストーリーではありますが
自分のこととして感得できたということは
最後に申し添えさせていただきたいと思います。。。

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