昨晩は久しぶりに寄せ鍋をしまして
牡蠣、鱈、豚肉、平茸など
思いつくままスーパーで買ってきて
家にあった白菜やら葱やらといっしょに、
ささっと炊いて、ポン酢でいただきました。
たいして高級な食材を使っているわけではありませんが
その良いバランスを堪能できた幸せな夕げでありました。
先日、おいけさんとの個人的なやりとりのなかで
Pro-Ject Essential IIにあわせるカートリッジとして
オーテクのAT95Eを薦めていただきました。
Essential II自体、入門的な位置づけのプレーヤーですので
値の張るカートリッジもいかがかな?と思っておりましたところでの
AT95Eのおすすめは、まさに渡りに舟でした。
さらにネットでの評判なども見ましたところ
ヨーロッパなど海外で評価が高かったということで
逆輸入のようなかたちで、
日本でも発売されるようになった経緯があるとのこと。
またトーレンスの普及価格帯のモデル(TD235など)
にこのカートリッジが搭載されており
そういった点からもEssential IIとの相性もよいのでは。。。
という予感もしてきました。
さっそく購入し、いざ交換!
ところが手元がくるって、
シェルリード線をブチッとやってしまいまして。。。汗
その後、いろいろな経緯があって、デノンのサポートに修理を依頼。
数日前に戻ってまいりました。
はてさて、ようやく聞けます!
9月10日の私の日記
「Pro-Ject Essential II のセッティングに再挑戦」で
ご紹介したレコードあたりから聞き始めました。
全体的にかなり音質は向上しておりました!
オーテク独自のVM方式
すなわち左右2chの音溝に対し、独立した2つのマグネットを
V字に配置するという構造によるものなのか
これは、おいけさんも指摘しておられましたが
「トレース能力の高さ」を一聴して感じました。
とりわけその恩恵を受けて良くなっていたのが
「Here’s Lee Morgan」といった
古典的なモダンジャズのレコードでした。
これとか
これなんかもいい感じで鳴っておりました!
ひとつひとつの楽器のセパレーションが良くなって
全体の響きのバランスも向上、
結果的に立体感のある音となって
音楽的により愉しく聞けるようになりました。
これはフォノイコのポジション変更の恩恵もあったと思います。
我が家ではTRIGON VANGUARD IIというフォノイコを使っています。
このフォノイコはMMカートリッジ用に
負荷インピーダンスの設定を変えられるのですが
AT95Eは100~200pFの設定なので
VANGUARD IIの設定を147pFのポジションで設定してみました。
ちなみに以前のカートリッジ(Ortofon OM5E)は
200-600 pFの設定で
VANGUARD IIの設定は
47pFのポジションになっておりました。。。汗
このあたりの設定がマッチしたせいもあるのか
以前の47pFのポジションより
静けさ・立体感が若干向上している気がしました。
またちょっと盤質の悪いもの
(変形して反ったりでこぼこになっていたり等)
をかけたときにも、この「トレース能力の高さ」が活かされて
聞きやすくなっておりました。
たとえばこの中古盤はA面1曲目の「気球に乗って」が
でこぼこのため、針とびを起こしていたのですが
そのトラブルはなくなりました。。。
まあ、このあたりは以前(Ortofon OM5E)より
針圧がかかる設定(1.75g→2.0g)になっていたり
カートリッジの自重が重くなっていたりするせいかもしれませんが。。。
くわえて「新兵器」の導入で
プリアンプの音質が飛躍的に向上したので
(この件に関しては近々ご報告します)
エントリーモデルでこれだけの音質なら満足満足~
などと、ひとり悦に入っておりました。。。
そこで今度は試しにこのプレーヤーにも
「新兵器」を使ってみようとしました。
意外と変化が少ないかな~、むむむ。。。
なんか回転がへんだぞ~、あれ~
というわけで、また故障してしまったようです。。。
モーターをやられちゃったのかな~
また修理に出すかな~。。。。
こんなドタバタな顛末でなんなのですが
AT95EとPro-Ject Essential IIの組み合わせは
なかなかに良い!
ということは請け負います。
このことは、おいけさんのご厚意に感謝する意味でも
ぜひとも報告させていただきたいと思い
レポートさせていただきました。
おいけさん、ありがとうございました!
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