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春立つ日のジャズオーケストラ

日記・雑記
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今朝は若干寒さも緩み、天気もまずまずでしたので
近所の喫茶店にモーニングに行ったのですが
その店内でエラ&ルイの「誰も奪えぬこの思い」がかかっていました。
たまになぜか聞きたくなるエラの歌声。。。
やっぱりなごむな~
でもしばらくして少し様子がちがうことに気づきました。
バックにオーケストレーションってついてったっけ。。。?
気になるので、帰宅してから、ネットで調べると、わかりました。。。

エラ生誕100周年を記念して昨年リリースされた
『サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー』という
アルバムからの1曲でした。

「Ella Fitzgerald, London Symphony Orchestra – Someone To Watch Over Me (Audio)」
https://www.youtube.com/watch?v=J94EWJ_sT2o

「戦前に残された名唱のヴォーカル・トラックと
ロンドン・シンフォニーのストリングスの新録音でのアルバム」
とのこと。
邪道とお叱りを承知でご紹介しているのですが
私はけっこう気に入って聞けてしまいました。
そんなにLSOのバックも違和感ありませんし
仔細をわかって聞かなければ、音の良い発掘音源という感じで
聞けてしまうという気さえしました。。。汗

そんなわけで、今日はなんとなく春立つ日に聞きたくなった
ジャズオーケストラ(ストリングス)もので春を先取りしてみよう
という趣旨で、あと2作セレクトしてみます。

まずは、このコミュでもたびたびご紹介している
Stefano Bollani Trioの
『Mediterraneo (Jazz at Berlin Philharmonic VIII)』(2017)です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B075M3N6C6

気分は一気に地中海の夏であります。(笑)
これくらいのケレン味を効かせないと
ちぢこまった気分も払拭できないのではないかと。。。
モンテヴェルディ、ロッシーニから、
ニーノ・ロータ、モリコーネまで幅広い選曲で、
ボッラーニとベルリンフィルが愉しませてくれます!

2作目は、機会があればご紹介したかった
ステイシー・ケントのニュー・アルバム『I Know I Dream』です。
http://www.e-onkyo.com/music/album/sme886446733203/

安定した歌声で、その意味ではいつものステイシー・ケント節ですが
今作はストリングスが豪華って感じでしょうか。
とは言え彼女のヴォーカルにやさしく寄り添うようなストリングスで
ほんのり華やかさを演出してくれている程度のもので
でもその塩梅がまさに彼女らしいというべきか。
カズオ・イシグロ作詞による
日本の新幹線をテーマにした「バレット・トレイン(新幹線)」(M4)も
フックが効いていて、私は気に入りました。

さて、みなさんに少しは春の息吹をお届けできたでしょうか。。。

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