新春「ます」の5枚

日記・雑記
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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
新春最初は「世界で最もよく知られた室内楽作品」と
どこかに書いてあった(?)
シューベルトの「ます」を
独断と偏見で5枚選んでみました。
メロディーがポップで明るいので
実は私はどんなヴァージョンでも
それなりに愉しめてしまいます。。。
したがって新春の気分も入ってのセレクションと
なっております。。。

まずはこの企画を思いつくきっかけとなった1作目
リリースされたばかりの「ムター・トリフォノフ」コンビによる
ライブ盤です。

とにかく勢いがすごいです!
グイグイとピアノが全体を引っ張って
派手めにヴァイオリンも呼応して演奏が進みます。
聞いたことがないタイプの「ます」です。

2作目「青います」と勝手に名づけた
若手主体の、これもスタジオライブ(2014年)です。

Yossif Ivanov (violin), Beatrice Muthelet (viola),
Ophélie Gaillard (cello), Stephane Logerot (double bass), Delphine Bardin (piano)

ピアノがあんまり前面に出てこないのが逆に新鮮で、
透明感のある清々しいアンサンブルが気に入っています。

3作目「田部・カルミナ」盤です。

わが邦からということになれば、
やはり田部京子さんということになりますでしょうか。
でもこの盤は録音のバランスが変わっていますよね。
ダブルベースが顕著ですが、弦の中低音部が
けっこう盛り上がっています。
SACDだとそういう感じがよく伝わってきます。

4作目「プレスラー・エベーヌ」盤

変り種をひとつということで
プレスラーの90歳の誕生日記念コンサートのライブから
エベーヌ四重奏団がバックで
悠々自適なピアノを盛り上げています。

そしてトリを飾るのは「リヒテル・ボロディン」盤です。

プレスラーも自由ですが、このリヒテルも自由という印象。
聞いていて元気が出るよさがあるように思います。
硬めのピアノの音色も、この元気のよい演奏にはあっているし、
意外にこういう音色で弾くピアニストは少ないのでは。。。
と思い、選んでみました。

以上、新春のごあいさつがわりということでお送りしました。
みなさんのお気に入りの「ます」とはちがうかもしれません。
みなさんのお気に入りはどんな演奏でしょうか?

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