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BZT9300はネットワークの夢を見るのか

日記・雑記
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かねてから懸案のBDレコーダー容量不足解消のため、WOWOWエアチェック専用機の追加を昨年より検討しておりました(根本的な解決にはなっていない…)。
中でも、レコーダーを謳いながらも、再生専用機に負けずとも劣らない作り込みがされたBZT3000に心を揺さぶられておりました。しかし今年2月のモデルチェンジが見送られ、一部に「これは今度退職される技術者が、これまでの功績をねぎらう意味で開発許可がおりた唯一無二の特別モデルで、生産終了後の後継機は存在しない」などと、まことしやかに囁かれておりました。

そんな最中BZT9300の発表。目玉は4K2K対応とバランス出力装備の高音質化です。ハイビジョンレコーダーは東芝のRD-Z1を最後にPanasonicのBW900へ乗り換えて以降DIGA一筋の私としては、SONYのEX3000を横目に見つつも、BZT9300にダイブするしかありませんでした。(後ろはBZT900)
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 私のディスプレイは現時点では4Kはおろか24Pも受けられない(フルハイビジョンでさえない…)古いプラズマであり、映像の良さを完全に享受することが出来ませんが、バランス出力はピュア系にも接続して楽しめそうです。
PCオーディオプレーヤのLinux専用機はNAS内蔵なので、BZT9300からアクセスしてネットワーク再生というのはおもしろい比較でした。
 一番簡単なネットワーク再生は、BZT9300の操作画面からお部屋ジャンプを開けば、簡単にタグデータ検索やFolderブラウズが可能です。残念なことにアルバムアートは表示されないようです。しかし音楽鑑賞時にディスプレイを点灯するのは野暮なので、コントロールはタブレットを使用し、プレインストールされているDIXIM PLAYERで再生してみました。しかしこちらはアルバムアートは表示されるものの、操作性とレスポンスはあまり良くありません。また私の環境では、曲の選曲でFolderブラウズを選択すると、プログラムが異常終了してしまうので、正直常用は現実的ではありませんでした。
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 しかし音は大変すっきりしてきれいな音が出ます。VortexBoxと組み合わせたES9013DACによる再生に比べると中低域の押出し感がかなり少なく感じられますが、その分透明感は感じます。このあたりはBZT9300のエージング不足か、 AK4390DACの個性なのかは分かりません。しかしそれでもBDレコーダーから出ているとは思えない、中高域のすっきりした良い音で、十分音楽鑑賞が楽しめるレベルと感じました。

 4K対応のモニターはまだ種類も限られ、また高価ですが、いずれPanasonicからも4K対応のディスプレイが発売されると思割れますし、価格も下がってくるでしょうから、今から楽しみです。(と言った矢先に、パナもプラズマ研究開発放棄ですか…)

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