昨年の6月にLuxmanのプリアンプを導入しましたが、ずっとパワー部はプリメインアンプを使用しておりました。
しかし、先日真空管のトラブルを機に、パワーアンプに更新しました。
基本的にこれまでの300Bシングルの音色が気に入っているので、エアータイト社のATM-300を導入しました。
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これまで使用している高槻のパワー管TA-300BやNATIONAL UNIONの整流管5U4Gがそのままバージョンアップに使えます。ATM-300のプリ管は12V管なので、残念ながら以前の6Vものは使えません。12V管は昔白黒テレビが故障したとき来たサービスマンがジュラルミントランクにたくさん詰めていた、あの懐かしい先の尖った足の多い真空管です。
今回300Bレスの機種を購入しましたが、プリ管及び整流管はelectro-harmonixというロシア管が、同梱されていました。[:image3:]ちなみにこの写真のプリ管は差し場所が間違っていました。(^^;
プリ管も直ぐ交換したくなることはわかりきっていましたので、RCAの12AU7及び、Sylvaniaの5814A(12BH7A)も同時購入しました。[:image2:]両方ともアメリカ製ですが、足の作りなんかはロシア球よりかなり雑です。国産の明るいNational製や技術のToshiba製も手に入るようなので、オール国産の方が良かったかもしれません。いずれ試してみたいです。
前のMelody社H300Bはテスターを当てながら、バリオームを調整ドライバーでぐるぐる回してバイアス調整が必要でしたが、ATM-300はオートで大助かりです。一応チェックメーターが付いています。[:image7:]
インシュレーターはなんと5本足です。精度が高いのか、底板がたわんで安定するのかは不明ですが、底盤は大変美しい銅メッキ仕上げで、考慮し尽くされたもののようです。[:image5:][:image8:]
珍しいことに、イン・アウトはすべて上面に向いています。(単車の後方排気みたい)[:image9:]
偶然ですが、スピーカーターミナルはアコリバでそろい、結構美しいです。[:image10:]
平成23年12月のSACDプレーヤーLuxmanのD-08導入から始まった、一連の機種更新は一段落しました。[:image4:]消費税導入前に何とかなり、一安心です。あとはアナログディスク再生環境の整備がお楽しみとして残っているだけですが、最近進行している円安は、海外製品の価格改定の波を呼びそうという話をショップの方に伺ったので、心中は穏やかではありません。
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