やっと届いたTRANSROTOR ZET-1ですが、なかなか組み立てる時間が取れず、梱包を少しだけ外して、横目で眺める毎日でした。
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分厚いプラッター、ベース、モーター、アーム、皆美しくてカッコ良い。外部電源だけは普通(ZET-3だとアルミ?外装です)。[:image6:]
本体の組み立ては簡単そうですが、部品を下から載せていくので、組み立て後の移動は困難とのこと。ラックに収めてしまうとアームの確認・調整が困難なので、まずはテーブルの上で仮組をすることに。[:image3:][:image5:]
本体はスパイクベースを三つ置いて、本体を乗せ、モーターを乗せ、プラッターを乗せたら完成で、ものの10分程度。時間が掛かったのはアームのセッティングでした。一応マニュアルはあるのですが、非常に手間が掛かります。アームは本体に組み込み済みでしたが、アーム高さやオーバーハングはやはり要再セットでした。一番大変だったのはバイアスウエイトのつり下げ糸をバイアスガイドに通すことでした。結局たこ糸を使って引っ張り込みましたが、普通に通そうとしても絶対通らないと思う…。[:image4:]
調整が完了したので、再度ばらして、所定のラックへ再設置。う~むやはりちょっと狭い。電源ユニットはとりあえず隣のTVチューナーユニットの上に…。でも何とか良い感じに収まりました。[:image7:]
最初の音出しは「メータの惑星」。[:image8:]
このプラッターの動きは迫力があります。[:image9:][:image10:]
音も広がり方が自然で、気持ちよい音。特に中低域のクリアな広がり方はすばらしい。
何枚か自分のリファレンスディスクも聞いてみましたが、発売初期の頃のCDの中には、明らかに高域を不自然に持ち上げてあり、アナログディスクの方が自然で心地よい音楽に浸れるものも何枚かありました。
ディスクはこれからも、色々聞いていくことになりますが、課題も散見されます。
1)ほこりを避ける方法
この手のプレーヤーはダストカバーがありません。でっかい特注品を頼む手もあるようですが、メーカーの営業の方(アナログマニア)に伺っても「使っていませんよ」と軽く言われてしまいました。絹のスカーフでも掛けておきましょうか…。
2)ディスクの静電気
やはりパチパチはかなり気になります。新品の惑星をパーモスタット処理せず掛けてみたのは大失敗でした。SN比が高く心地よい音に浸っている最中の「パチッ」はかなり興をそがれます。パーモスタットは価格改定でさらに高くなるし…。
3)カートリッジ
今のシステムで、ボトルネックになっていると思われます。資金を貯めながらじっくり探します。
しかし演奏が終わっても、針は下りたまま、回りっぱなしなのですね。これではうっかり寝てしまうわけにもいきません。
やはり気合いを入れて、しっかりまじめに聞くもののようです。
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