2023年になってオーディオを再構築して、このところamaz〇nさんに大変お世話になっています。
一時かなり減少していたCD増殖の勢いマシマシの状況です。
なんといっても、Steve Gaddのライブに行ったのが効いています。日本で三カ所公演にきていて、うち一カ所が香川。なんだ、うどんでも食べに来てるのか? まぁきっと興行主の繋がりが強いとかなんでしょうけれど。
ということで、もうどれだけ聴けるか分からない御大の生演奏を聴いてきました。
お年を召した、それは実際感じますが、会場の期待、それに呼応する演奏、最初はちょっと様子見だけど、だんだん演者も聴衆もともに熱気が!! というまさにライブの醍醐味を感じることが出来る幸せな時間でした。連れて行った子供が眼が点になっていたのがよかった。良いものを経験してもらえたんじゃないかな。会場は壮年~の人が多かったですね。子供はほとんどいなかったなぁ。
今回の紹介アルバムです。
OPEN THE GATE
辛島文雄
Verve POCJ-1359
このCDは、文字通り僕にジャズの扉を開いてくれた大切なCDです。
元々は知り合いから借りて気に入ってCD-Rにコピーさせてもらったアルバムで、そのコピー盤を四半世紀聞いてきました。辛島さんも、もう亡くなってしまいましたね。
このたび久しぶりにかけてみると曲間でブツッと異音が……。ということで、改めて自分で購入することにしました。
再生すれば、これをバックに勉強した子供時代が思い起こされます。凄く楽しい演奏、明るいコミュニケーションの演奏だと思っていて、凄く好きなのですが、あんまり有名ではないのかな? ググってみたけれどほぼレビューが見つかりません。
それほどジャズを聴き倒した人間ではないのでうまいことは言えませんが、上記の通り、楽しくて、明るいアルバムです。聞きやすい。ちょっとベースが大き目の調整をされているのかな? かといってぼやけるではなく、階調よくリズムを刻んでいきます。
中古で入手なら決して高くないですし、よければ。
しばらくはBadi AssadなどCheskyものの紹介予定です。
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こんにちは。
紹介しているCDではなくSteve Gaddのほうに反応してしまいました。 すみません。
彼の存在を知ったのは1970年代後半、Chick Coreaのグループで演奏していた時です。
力強いだけでなく軽やかさも兼ね備え、メロディアスでもあり、当時はしょっちゅう聴いていました。 もっともChick Coreaが好きだったからその中でのSteve Gaddの存在感が好きだったのでしょうけど。
Multi_Hobbyistさん、こんばんは。
僕は渡辺貞夫のアルバムに参加していたドラマーとして、Steve Gaddを最初に認識したと記憶しています。タイトなバスドラムが好きでしたね。
youtubeで沢山のドラマーを見ていくと、今となってはテクニック的なスーパードラマーとは言えませんが、レジェンドドラマーであるのは間違いないと思います。自分を出すのではなく、曲のためのドラムであることを、とても良く理解されていると感じます。
初めまして、当方もSteve Gadd氏への反応でございます。
1979年頃、友人宅でスティーリー・ダン「Aja」で同氏のドラムソロを初めて聴かせてもらい、その演奏に引き込まれました。
1988年にはレーザーディスクでTHE GADD GANG LIVEを見たくて入手し、当時、最新のデジタルレコーダーD2-VTRで収録した作品で、その音質と画質に驚愕したもので、再び棚から引っ張り出して久しぶりに鑑賞して見たいと思います。
彼の作品を思い出す機会をいただきまして感謝いたします。
たかけんさん、こんばんは。
ジャケ写の若いこと(笑)! ステージ上では、もうすっかり背中も丸くなったおじいちゃんでした。本当に、貴重なタイミングで生演奏を聴くことが出来たと思います。
僕にとってはジム・ホールのアランフェス協奏曲での演奏が特に印象にあるでしょうか。音数は控えめにして、(録音のせいも大きそうですが)抑制的な、しかし曲調と極めてマッチした、素晴らしいドラムです。またかけようっと。
当時はStudio Musician(Session Musician)として引っ張りだこだったのでしょうね。
確かそういう人たちが集まって作ったSteps Aheadの初期メンバーだったかな。
さらに思い出しましたけど深町純のいくつかのアルバムでも演奏していました。
その流れで深町純&The New York All Starsの一員として来日したライブ、1978,9年ごろですが観に行きました。 Mike Mainieriの曲Love Playでのドラムソロが圧巻だったことを思い出しました。
Multi_Hobbyistさん、こんにちは。
ミュージシャンの交流の実態はよく知らないのですが、日本アーティストのアルバムに参加している海外ドラマーって思いのほか出てきますね。今の、音楽がデータになった時代だと、尚一層簡単にそういう交流が進んでいそうですね。