このコミュニティーに於いては「HTP-S363」と記してもピンと来ない方が大半だと思いますが(笑) このHTP-S***シリーズはパイオニアの入門者向けのサラウンドシステムのオールインワンモデルです。 TVとプレーヤーとコレが有れば5.1chが堪能出来る優れ物です。 もちろんHDMI対応。HDオーディオ対応ですよ(笑) 実売価では3万円でお釣り付き! と、言うHDオーディオ創成期を知っている者からすると「舐めてんのか!」(笑)と言いたくなる様なCP抜群の一品です。 このモデルに関しては苦言を言うつもりもありませんし、サラウンドの入口としては素晴らしいモデルだと思います。
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私は長年SS社が発行する「Hi-Vi」を愛読しています。 ここに於いては他社が発行するライバル誌でもあるので褒める様な事は言えないのですが、先月号の内容があまりにも「低レベルじゃない?」と感じたので、皆さんはどう思うかな?と思い筆を取りました。
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内容は「10万円で実現する最先端AV」 その中の『ドルビーアトモス編』です。
コーディネーターは酒井俊之氏。 編集部が用意したモデルを用い、予算内(10万円)で組み上げたAVアンプ&5.1.2環境のドルビーアトモスを視聴して感想を述べると言う企画です。
そこで使われたモデルが・・・ HTP-S363なんですよね。 記事を読みながら、ん?なんでS363なの?? S363はパッケージ品で5.1chの完成型。 内容的にはAVアンプ(ONKYO(NR646)とDENON(X1200W)が選出)のLFE出力をS363のアナログライン入力に接続しLFEを受け持たせて、他の5本とatmos用の2本はAVアンプからとの事です。
このコミュニケーションをご覧になってる方なら、この選択の時点で?????ですよね。 アナログ接続ですからLFEとしても使えなくはないが、2重ボリュームにもなるし、本来の使い方からは大きく逸脱していますから。
それより、スピーカーに5万を振り分けるとしても、普通のスピーカーだけで5.1chパッケージ品が多く出ている。
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例えばコレ(ヤマハNS-PA40)は同額で買えます。 atmos用に2本を追加したトコロでたかが知れています(笑) 本当に10万握りしめてS363と2本のスピーカーを買われてしまったらどうするんだろう?・・・
一応なんですがS363のサテライトスピーカーは一体型らしくインピーダンスが4Ω。 AVアンプには4Ω対応は少ないのですが、候補の2機種は4Ωに対応していました(笑)
世の中には、情報誌的なAV誌もあって、その様な雑誌が何をしても構いませんが、Hi-Viの様な歴史も影響力もある老舗の専門誌が、この程度の記事を載せる事がとても残念でなりません。 スピーカー設置のハードルは高いモノの「atmosはイイですよ~」とズッと言い続けてる私なので、低価格帯と言えども、セッティングを真剣に行えばイイ音場の感じはちゃんと引き出せると思っています。 しかし、アンナ機種の選択は無いでしょ!! とてもガッカリで・・ (-_-メ) 誰かに話したくなりました(笑)
あ-- スッキリした \(^o^)/
アコス。
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