丸棒その後ですが、気になったことがいくつか。
丸棒を左右各、6本増量しました。
まず、塗装を如何するかですが、とりあえず、木材そのままだと表面がケバケバなので、♯600、800、1000とヤスリ掛けをしてツルツルにしています。
黒で塗って鏡面仕上げピアノフィニッシュにしようとも思いましたが、遠くから見たら確実に牢屋の鉄格子状態になってしまう事必須(笑)
かといって白にしたら、プロジェクターの照射を邪魔しそう。
お高い製品版は見た感じニス塗りだけっぽいですが、やはりそれが無難かなと。
そもそも、丸棒を12本にして音質的には如何なのよ?って話ですが、意外や意外、本数を多くすると、木の響きが多くなってアナログっぽい音になるようです。
あと、多分これは私だけかもしれませんが、既存のルームチューニング・アクセの直前というか密着して置いていたせいか、φ60㎜丸棒を複数本接近させると、ウォーム系にシフトし、中域が膨らんで聞こえます。
音質を例えるなら、バブル期のラックスマンの純A級みたいな音って感じですかね。
という事で、φ60㎜を左右1本ずつ減らし、残ったφ60㎜を手前側に位置も移動。
さらに、全体的に後ろ壁から10㎝、横壁から8㎝離しました。
今後ですが、どうも1820㎜の長さがあるせいか、比重が高いホワイトアッシやタモ材でも音圧で丸棒が共鳴するっぽいので、半分の900㎜にしてパイプラックのように板を介して連結してみるつもりです。
900㎜なら3段くらいになりそうですが。
実際に棒を叩いてみると、ビーン・・・と共鳴しているのが分かります。
比重が高いホワイトアッシやタモ材でこれなので、メーカー側も「硬い木で」というのも納得ですね。
丸棒が存在するかは別として、さらに高比重のブビンガ、ウリン、黒檀とかで作ったらどうなのか気になるところですが、黒檀ならお値段3ケタ万行きます。
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へっぽこハム太郎さん、こんにちは。
色々やられていますね。
アンクと言いますか、丸棒組合せの音響部材ですが音を「拡散」すると共に「攪拌」しながら「吸音」もするので、活用のし甲斐がありますね。
ハム太郎さんなら試行錯誤しながら最適解を見つけてゆかれるのでしょうから、日記に書かれている通りの高さ900mm程度の部材をたくさん作って、どこにどう組み合わせるのがいいかとことんやってみるのに賛成です。
そうすれば、材質も選別せずに安上がりに作れそうですし、何より試行錯誤した経験値が財産になりますね。
Phile-webコミュの田舎のクラングさんが、アンクとシルヴァンの本物もお持ちですが、それを参考に沢山作りすぎて余っておられるはずですが・・・残念ながらPhil-Mコミュには参加されなかったんですよね。田舎のクラングさんも倉庫の二階に大工さん+DIYで専用部屋を作られてから、試行錯誤しながら音響を整えられた方なので、ハム太郎さんとは話しが盛り上がっただろうと想像しました。
ヒヤジンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
田舎のクラングさんのお部屋は統一感があって良いですね。
私もあやかりたいところですが、センスが無いので難しく・・・
ちなみに、私が部屋の全貌を撮らないのはワザとです(笑)
今、アンクモドキにハマっているのは、少しでもチグハグのルームチューニング・アクセを減らせるかと考えての事です。
とりあえず、今回のコーナーアンクモドキで、長年苦しめられた定在波の縮退に解決の兆しが見えてきました。
後は、長尺丸棒の共鳴を防げれば、完璧に近しくなるかと期待しています。
田舎のクラングさんのお宅の写真です。
2枚をいっぺんに添付できなかったので二つに分けました。