遡ること2011年。
QA550 や SDTrans384というSDカード再生機が
Philewebコミュニティで話題になっていました。
こたちゃんさんの 赤い彗星 は、皆さんも一度はネットで見た記憶があるのではないでしょうか?
2022年、それらを遙かに上回り、近年の raspberry pi すらも
上回るという刺客が 中国は Aliexpressからやってきました。
32bit SD TurnTableBoard 192k DAC Decoder, Remote Control, New Version
情報源は boketinn1様 。
この新バージョンというのが良いらしい。
SDXCカードが使えて 128Gも認識して動作しているといいます。
私も取り寄せてみましたが電池(ニッケル水素)で動かしただけのに・・・ヤバイ。PCオーディオが喰われそうです。
曲の切り替わりで左右のchの音が入れ替わるという報告もありますが・・・、拙宅では現象を確認できていません。
自作でちょこっとI2S入力できる御方は、この中華SDトラポを試してみると面白いかもしれません。常用するには使い勝手が悪いかもしれませんが、PCオーディオがどの程度までの音質を達成できているのかの試金石というか基準というかベンチマークになりそうです。
電源は公称5~12Vですけれども、搭載のDC-DC(BL8032CB6TR)のデータシートをみると 4.5Vでも問題なく動きそうです。それ以上のの電圧ではどんどん効率が落ちます。
データシートのお手本通りの定数で実装されています。
基本的なシステム?は中国語ですが、曲名には日本語が表示できます。ただ・・・電光掲示板のように長い曲名を右から左に流して表示するようなお洒落な事はできません。実質、長いファイル名は表示しきれないで尻切れになります。ギャップレス再生も恐らくできないので、曲毎に切られたwavはMergeして再生しないといけません。そんな手間暇?よっぽど音が良くないと耐えられません。さて・・・興味のある御方、突撃してみてはどうでしょう・・・。完全自己責任というのはお約束です(^^; 苦情は聞くだけは聞きます(笑)
↑の動画は、SDカードに「LEFT」「RIGHT」片chだけにホワイトノイズを入れたwavファイルを格納してそれを再生。再生中のファイルが「LEFT」なのか「RIGHT」なのかは左側、SDトラポの画面上っ段に表示されています。映像では見難いですが実物はクッキリ表示されています。
右側のオシロは LRCK と SDATA を観察しています。
LRCK(青色)が下段、SDATA(シリアルデータ:黄色)が上段です。
I2S は LRCKが・・・・、
OFFしている間に流れて来るデータは、左チャンネル。
ON している時に流れて来るデータは、右チャンネル
です。その確認をしている動画になります。
※不定期に左右が逆になるという報告があったので、それの調査・確認の目的です。
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nightwish_daisukiさん
私もこのSDプレーヤーを半年くらい使っています。もうSDTrans384に戻れなくなりました。ただし、電源を入れると再生が開始してしまったり、曲名にドットがあると文字化けしたり、リモコンの使い勝手が今ひとつだったりとマイナス要素もありますが音は一級品ですね。
このファイルウェブの皆さんのなかで追試される方が出るが楽しみです。パソコン再生と互角のような気がしています。
安価ですのでどなたかの追試お願いします。I2S出力だけなので同軸入力のDACですとI2SからSPDIFに変換する基板が必要となりますが。
マイペースさん こんばんは(^^
使い勝手は悪いところがありますが、歯車の噛み合った音を聴いてしまうと一つの原器として手元に置いておかない訳にはいかない感じですね。
なにも極端に難しい事をしている訳でもないでしょうが、手を加えるところがなかなか見つからないくらいに良い基板実装です。ミアンダ配線してますし。
ラズパイで遊んでいる人なら、I2SなDACをお使いでしょうから簡単にお試しできそうかも?
SPDIFに仕立てても音質を失わないなら、そりゃあもうヤバイですね(^^。
nightwish_daisukiさん
ほほ〜、何とも美味しそうな話題ですなぁ。
もうこれから越谷ベースを解体するので直ぐには試せませんが、川越ベースに移ってから試してみますね。
CENYAさん こんばんは、お返事遅くなりました。
暫く目の回るような忙しさと想像しますが、興味を持って頂いてありがとうございます。
もう注文されたかもですが、まだでしてらこちらにも新品が2個転がっていたりします。音出しまでサポートしますのでお気楽にお声かけて下さいませ(^^)