ソニーのUBP-X800M2を改良しました。
早速バラします。
デジタル出力しかないので、中身が簡素です。
2次側電源部に、如何にもコストダウンで付けなかったと思われるコンデンサーのパターンが4つほど・・・・・↓
ただ、コンデンサー直径から類推して同じ容量を突っ込むと、トランスが小さい故に充電できない可能性があります。ちょっとずつ取り付けるか、無理やり差し込みピンをハンダ付けして差し替え出来るようにするのもアリかと。
電源ケーブル入力は、ソニー製機材の恒例カラーケーブルなので、茶色がLive、青がNeutralです↓
念のため、シャーシ電位も測定しましたが、シルクプリントの表示は間違っていませんでした。
リヤパネルを外し、穴を広げていきます。
使う工具は、車のDIY整備御用達工具の会社、AP(アストロプロダクツ)製です↓
これでサクサクパネルをカットしていきます。
切った後に、リューターで切断面を整えます↓
ハンドニブラーでカットしながら、現物合わせで行くと良いでしょう。
取付ネジが左右違いますが、左がM3ネジ+ナット取り付け、右が3mmタッピングビスです↓
どちらが良いか検討しただけです。
結果、タッピングビスとM3でタップを立てるのは、SPCC1tパネルではやらない方が良いです。
IECインレットは、フルテックのNCF。
かなりオーバースペックであるとも言えますが、手持ちがコレしかなかったので、まあイイかと・・・・
IECから基板入力に、PC-TrippleCの内部配線ケーブル(2sq)を使用。コネクターから作り変えています↓
複数色々やって、何が効果があったか分からなくなることが多いので、今回はIEC取付と入力ケーブル交換だけにしました。
まだ色々やるので、樹脂化粧パネルは取り付けず裸のままです↓
電源ケーブルは、余っていた自作ケーブルを使用。
プラグは、オヤイデP-046、C-046パラジウム仕様。ケーブルはサエクのAC-7000。ケーブルチューブにカーボンチューブ(RFノイズカット目的)を使用↓
ここまでやった効果ですが、正直な話、映像は、暗部のザラザラ感が低減した感じがしますが、プロジェクター本体にオーディオ用ケーブルを使った効果ほど劇的ではありませんでした。
ただし、音質がかなり変わりましたね。
デジタル(HDMI)出力なので、それほど変わらないと思っていましたが、空間再現性というか、マルチチャンネルで変化が分かります。
以前よりダイナミックになっているので、音量を下げても良いくらい。
ただ、アクション映画の爆発音で、メインのパワーアンプのフルパワー近くを一瞬で行ってしまったのはビビりました。
ただ、スピーカーの耐入力が定格150W、瞬間で300Wなので、スピーカー側は問題ないと思います。多分・・・・w
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