極悪人オフ会に向けて、考えていることの整理の続きになります。
オーディオ・オフ会のやり方は様々な形がありますが、自己がじっくりと作り込んで来たサウンドを、の方にお聴かせするのは刺激的であるのは間違えないと思います。これまで数々のオフ会を実施して来ましたが、どんなにベテランの方でも、と言いますか、ベテランになればなるほど周到な準備をされているように感じます。
オーディオ・オフ会を実施するにあたって大事なことは、ゲストもホストも「やってよかった」と満足することでしょうか。
・ゲストの満足は諸々ありますが、「よいサウンドを感じること」「有益なことが言え/聞けること」「楽しかったこと」などがあると思います。
・ホストの満足も諸々ありますが、「よいサウンドだと感じてもらうこと」「有益なことが言え/聞けること」「楽しかったこと」など考えてみれば裏表です。
ですが、この裏表は同時に満足するのは簡単でもなく、時にはゴタゴタしてしまうこともありますね。
「交流の場」としても、「サウンド磨きのきっかけ」としても、「貴重な情報を得る場」としても、オーディオ・オフ会は欠かせないことだと考えていますので、今回のO氏、Y氏をお迎えすることをきっかけに、過去を振り返りながら自戒や嗜みについて整理してみようと思います。
第1回は、「相手の土俵で勝負するなかれ」です。
我が身の振り返りとしては、下記が思い出深いです。
「珍客来訪!【小林悟朗さん】」2009年2月のことでした。オーディオは遥か昔からやってはいましたが、SNSなどを通じて趣味人との交流を始めたのはPhile-webコミュニティが最初でした。それが2008年8月でしたから、社交界にデビューしてからまだ半年の駆け出しの頃です。
当時の日記の写真ですが、使っている機器は今と大差はないですね。セパレートアンプからプリメインアンプに変わっているくらいでしょうか。でもサウンドは今思うとダメダメでした。
そんな時期でしたが、「音を聴かせて欲しい」との提示を受けましたので気軽にOKしました。ところが、そのことを友人に伝えると、「その人は大物だよ」とのことです。NHKで音楽ソフトの製作をされていて、オーディオ評論家でもあるとのことです。後から聞いた話では、”Dejavu”の極悪人4人衆の一人でもあったようです。ですが当時、世間知らずだった自分は、「なんだかすごい人らしい」くらいにしか思いませんでした。
ですが、オフ会が始まるとこれまでとは雰囲気が違います。これは「お楽しみ会」ではないことに、始まってから気づきました。
・この曲は何でかけたのか?
・聴きどころはどこなのか?
言葉に詰まるような質問を浴びせられます。
当時NHKでフルオケのソフト制作をされているとお聞きしていたので、ダメダメだったにもかかわらず1曲目にドヴォルザークの「新世界より」を選曲してしまいました。今思い出しても「穴があったら入りたい気分」になります。
そう言えば、genmiさんのところに初めて訪問した時にも、1曲目にベートーヴェン交響曲第5番”運命”がかかりましたね。当時の記録は残っていませんが、振り返りの日記はありました。自分もgenmiさんもチャレンジャーなんでしょう。
でも、やっぱり「相手の土俵で勝負するなかれ」です。少なくとも1曲目は、自分が「普段楽しんでいる」「背伸びなし」の選曲にしておくのが無難かと思います。ですが、そんな失敗の記録をきっかけにY氏をはじめ数々の方とも知り合いになれて、オーディオ交流の幅は広がっていきました。
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ヒジヤンさん こんばんは
おしっこチビりそうになりました(笑)
イラスト:野田せいぞ(https://twitter.com/nodanosei)
nightwish_daisukiさん、おはようございます。
本当に「ざわ」でした。
今思えば、
・この曲は何でかけたのか?⇒・なんでこんな曲を選んだんだ!
・聴きどころはどこなのか?⇒・聴きどころがない!
と言われていたんだろうなと思います。
駆け出しの「怖いもの知らず」でした。ヤダ、ヤダ です。