26日は、グランドスラム邸でのオフ会でした。
マイ柱! 実際に見るのはこれが初めてでした。
グランドスラム邸も、サラウンド層(第1層)は 、Wilson (Grandslamm)でした。 2層以上は、B&W 805 シリーズが10chもあります。(Atmos 用も含む)
私の使っている DIATONE DS-4NB70 は 17kgで、B&W 805 シリーズが 15kg 前後なので、2層以上の設置方法はとても参考になりました。
グランドスラム邸のAV プロセッサは StormAudio ISP MK2 (16ch) です。オフ会は Dirac Live による音場補正から始まりました。
Dirac Live は初めての経験だったのでとても興味深く感じました。私が AVプロセッサを検討しているときは、在庫の関係で StormAudio は選択肢になかったので、一度詳細に聞き比べがしたいなとも感じました。
グランドスラム邸のオーディオルームは30畳ほどあるので、こちらもかなり広く感じました。
2L レーベルの MAGNIFICAT や Himmelborgen は、やはり Wilson の物量で迫力のある音!
B&W 805 シリーズ と Wilson Grandslamm の音の繋がりについては、違和感を感じません。それよりもやはりそれぞれの良いところがでているように感じます。1層の Wilson のサウンドの厚みはやはり羨ましい。805 シリーズ も(あくまで)グランドスラム邸では圧迫感を感じないちょうど良い大きさで、豊かな音が素晴らしい音場感をだしている印象です。B&W 805 シリーズでも1層のWilsonとの相性はよさそうです。
Auro-3Dは、音の高さや広がりだけではなく、垂直方向の音の繋がりがより自然にでるようになっている方式なので、スピーカーが異なっていても自然なつながりになりやすい方と感じます。
MAGNIFICAT や Himmelborgen は宗教曲で、録音用のマイクを取り囲むように録音されています。
これをAuro-3dで再生すると、音に包み込まれるような抱擁感があります。そして高いところからの音は敬虔さを、上に突き抜けていく音は魂の救済を演出できます。そして録音は祈りの場としての教会。
やはり、2Lの音楽が好きな人には、Auro-3Dを体験して欲しい。本当にそう思える音が鳴っています。
同じく2Lレーベルの Polarity 。ドラムの後方定位が面白く、Auro-3D楽しい! と思える名曲ですが、 グランドスラム邸でも迫力のあるドラムの音が楽しめました。
イマーシブ オーディオは、文字通り動き回って空間的に関連付けることができる音の彫刻です。音楽に囲まれながら、聴覚空間内を動き回り、角度、視点、位置を選択できます。
2LのPolarityより、DeepLにて翻訳
2Lの音楽は音の彫刻として聴きこむと、楽しく大きな発見があります。皆さんも Auro-3D始めませんか?(笑
さらに、グランドスラム邸には、なんと Merging NADAC MC-8 があります。Multichannel DSD 256などを再生できるDACで、Native DSDなどで音声ファイルを購入して楽しんでいる人は憧れの機器です。
NativeDSD DACデータベースで、欲しい機能で絞ってDACを探して行くといつも最後にはこれが残ります。
グランドスラム邸の NADAC には NADACに対応させた外部クロック(非純正)が接続されていて、これがあるとないとではやはり全く音が違います。
こちらも素晴らしい体験ができました。
グランドスラムさん、宿泊先のご手配をはじめ、当日はとてもお世話になりました。
しばらく Wilson の力強い音が忘れられず、自宅で若干寂しい思いをしながら音楽を聴いています。
よし、私もスピーカーを早く11ch全部設置して少しでも厚みがある音を! とやる気がでてきました。
本当にありがとうございます。
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きょや様
今回は、遠方よりお越しいただきまして誠にありがとうございました。また、音の方もご満足いただきまして、ホストとして安心しております。
今回Auro-3Dシステムが完成したのが、ツアーの2日前で、Dirac Liveも未調整でしたので、そこはプロフェッサーAuro3D氏にお任せをいたしました。調整前は1層目と2・3層目とがバラバラに鳴っていて、それぞれの間にすきまかか壁のようなものが感じられていましたが、調整後はその壁が取り払われ、上下方向のつながりがスムーズに感じられるようになりました。
毎回調整後に感じるのは、「Dirac Live恐るべし!」なんですね。大型システムをお持ちの方は、絶対に導入すべきだと思ってます。特に、Bass Controlは我が家にとっての必需品で、この効果は計り知れません。フロントとリアとに置いてあるサブウーファーのWatch Dogを聴感でコントロールするのは私には無理です。今回は、調整中に何だか変な共振がするなと思ったら、センターのGlandslammの後方にあるバスレフポートがWatch Dogで遮られて、共振していました。まるで車のマフラーのように空気が噴出していましたから、とんでもない量の低域が出ているということなのでしょうね。これから対策を考えようかと思いますが、フロントのWatch Dogの場所を多少ずらすしかないでしょうね。そうなるとまたDirac Liveの調整をしなければならず、結構な手間がかかりますね。
実は、リアハイト用にまたB&W805Signatureを購入してしまいました(笑)帰り際にきょやさんが「我が家もハイトをダイヤトーンで揃えなきゃダメか!」と話されていたことが頭に残っており、そうだよなあ、ここまで揃えたんならハイトは全て805Signatureで揃えなきゃだめだよな!と自分で勝手に脳内変換してしまい、購入の運びとなりました(爆)昨日物が届きましたので、明日には、交換作業をしたいと思っています。
まあ、脳内変換は冗談として、事実は、左リアハイトの805Sのツイーターが凹んでおり、聴感上はほぼ問題がなかったのですが、Dirac Liveで測定すると、はっきりと右リアハイトとの違いが出たからです。グラフから見ると12k以上で音圧の低下が見られるのですが、聴感上でその差はほとんど分かりませんでした。高域のみ比較すれば分かるのかもしれませんが、私の駄耳では分かりませんでした。当日、プロフェッサーAuro3D氏から「あれ?何か左リアハイトのf特がかなり違うなあ。左右の条件は一緒なのに何でだ?」と言われたときに「やばっ、ばれた!」と思うのと同時に「Dirac Live恐るべし!人間の耳は騙されても、機械は欺けないなあと思ったのでした。
ということがあり、ちょうど805Signatureが手に入ったので交換の運びになりました。また梯子に登っての作業をしなければならないのかと思うと気がめいりますが、これでAuro-3Dシステムが完成するかと思うと最後の力を振り絞って頑張りたいと思います。
今回もう一つおまけがありまして、実はAuro3D氏からある物を手に入れました。それは、AVプリであるISP MK2の出力増設ボードです。これで我が家のISP MK2は16chから24chへと出力を増やすことができます。ということは、Auro-3Dシステムとドルビーアトモスシステムとをケーブルの抜き差しなしで切り替えて鳴らすことができるということです。
多分、このような大型システムでAuro-3Dとドルビーアトモスとを比較試聴できる環境は日本中どこにもないかと思っていますので、今年中には完成させたいと思っています。
そして、その後は、4月からのお仕事に向けていろいろと動いていきたいと思っています(笑)
グランドスラムさん
805Signature で揃えるんですか! 良いですね。
くれぐれもお怪我をなさいませんように。
ISP MK2 が16chから24chになるのは、Auro-3DとAtmos の併用には必須ですね。
Roon が Dolby Atmos 対応したら私も、別途スピーカーを用意したいです。
大型システムでの Auro-3Dとドルビーアトモス比較
これは楽しみです。
4月からのお仕事も頑張ってください。応援しています!
きょや様
リアハイト用に805signatureを手に入れましたが、未だに交換には至っておりません。その理由はというと、リアハイトの調整が現有の805sようになされており、そのまま入れ替えても、設定が805sでは本領を発揮しないからです。
それなら、805signature用に再設定すればいいのでは?と思われますが、来客があったり、フロントの再調整を予定していたりして、基本的なセッティングがなかなか思うように進んでいないので、リアハイトの再調整へと進まないのが現状です(笑)
ISP MK2を16ch→24chにバージョンアップする件ですが、思ったほど費用が掛からずにできるようです。まあ、大本の出力ボードはありますから、交換手数料程度ですね。このch増に合わせて、会長による再セッティングを計画していますので、リアハイトSPの入れ替えや1層目のグランドスラムの再セッティングなど全てのタイミングが合うようにして、一気にやってしまおうかと考えています。
会長も異国の地からお戻りになったと思いますので、これから計画を立てていきたいと思っています。
その前に、現状の音を仙台メンバーに聴いてもらうのが先か?
明日は、NADACのクロックを作成してくださった方がお越しになりますので、クロックのメンテナンスも含めて新装なったマルチチャンネルやAuro-3Dの音を聴いてもらおうと思っています。さて、どんな感想をもたれるか、楽しみです。
一つ質問なのですが、Roonはドルビーアトモスに対応する予定があるのでしょうか?ドルビーアトモスについては、NADACはRoonに対応していてもドルビーアトモスを再生する用途には使わないので問題はないですが、現状でRoonのマルチチャンネルに対応していない
ISP MK2が対応するようになれば、Roonを使ったドルビーアトモス再生の方が音質的に上なのではないかと思っています。まあ、映像なしのドルビーアトモス音声のソフトがどれだけあるかという話にもなるのですが(笑)
グランドスラムさん
Roon による Dolby Atmos 再生のリクエストや議論は、
https://community.roonlabs.com/t/playback-of-atmos/92318/166
にて行われていますが、今の所、対応する予定などは発表されていません。
Dolby atmos DD+ のロッシーな音源は Apple Music などには沢山ありますが、
Dolby Atmos TrueHD の音源となるとAuro-3Dよりは多いですが数はずっと少なくなります。
Blu-ray では Grammophon
https://www.deutschegrammophon.com/en/composers/dolbyatmos/dolby-atmos-2006
なども音源を販売しています。
ファイル販売になるとさらに少なくなります。
今後に期待しています。