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やはり、オーディオの元凶はプリント基板?

日記・雑記
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DELA N100の直接続に気を良くして、かねてよりの懸念事項を対策しました。

私のN-70A改はかなり改造していますが、その際にまた今度実行すると先送りした事があります。

N-70Aの一次側電源部ですが、下位機種のN-30、50と全く同じで共通部品なので、如何せん部品グレードの回路もピュアオーディオとは言い難い状態でした。

いっそのこと、一から回路を作り直す事も考えましたが、ICで電源を管理してリモコンで操作出来たり、電源管理も行っているので、音質に関係のある部品のグレードをハイエンド機材と同レベルにして作業を終了させていました。

ただ、部品交換の時に感じたのが、廉価ベーク基板に融点の高い無鉛ハンダが使われているため、プリント基板を痛めにくい電動ハンダ吸い取りガンを使用しても、簡単にパターンが剥がれて浮いてきます。

リード足が多い部品を外す場合、SMD取り外しキットが必要なくらいです。

方やアキュフェーズの場合、例えベーク基板でもパターンが浮いてくることは無茶をやらかさない限り無いので、そもそもパターンの箔厚が薄いのでしょう。

ちなみに、N-70AのDAC基板はさすがにベークではなくガラエポの複層両面基板です。

そこでN-70Aの一次側電源基板ですが、パターンを確認すると、100Vがその薄いパターンを這い回っている事が発覚したので、これを対策します。

LIVE、NEUTRALの両方ともパターンとジャンパー線で中継しています。距離にして最長10cmくらい(赤枠内)。

ハンダ熱を掛けて剥がれる可能性のある薄い膜に100Vを掛けるのは音質的にも良くないでしょう。

という事で、ココを中継処理します。

折角なので、銀線とかPC-TrippleCとかでやりたかったのですが、手持ちの市販内部配線モノで最大径が0.75sqなので、入力電ケーが5.5sqという事もあって断念しました。

実は、今回使った配線材も車の電気配線用ですw(エー〇ン製w)。

近所のカー用品店で購入してきた、至ってフツーのモノで、OFCですらない(多分)ですが、太さが2sqあります。

まあ、「薄い箔厚のプリントパターンよりか、かなりましでしょ!」ってノリで。

俗にいう、プリントパターン裏打ち配線てやつですね。

で・・・・・車用の配線材を使ったのは、「まあ、そんなに激変はしないでしょ?」という予測の元ですが・・・・・・・

ところが・・・・・・

裏打ちして試聴したら、その考えは即座にブッ飛びました。

いや~・・・ヤバいですわコレ、マジで。

音質ですが、巷で言われる、「蛇口を大きく捻ってドバっと」なんて比喩されますが、正にこれがそういう感じ。

良い意味で圧が凄くて、音数も半端なく聞こえてきます。

正直、プレーヤーなどのソース系でここまで音質が変わるのはあまり経験した事がありません。

いつもの音量だと大きく感じるので、プリの出力を1.5dBくらい下げても普通に聴けます。

まあ、ここまで変わった背景に、元々、ヒューズを電源部から一切排除してサーキットプロテクタ化した理由もあると思います。

これに気を良くして、勢いで?SAECの2.0sqであるAC-3000を速攻ポチリました。

また近日、AC-3000でやり直します。あと、ちょっと今回、手を抜いたところもw

手持ちのAC-7000や5000でやればもっと凄そうですが、取り回しが凄い事になりそうなので止めておきます。部品のリードにハンダ付けするので。

余談ですが、LAN端子のTelegartner MFP8 RJ45が到着したので、全て揃ったのですが、裏打ち配線効果が凄くてそれどころじゃないですw

暫くは裏打ち配線で遊びますかね。

飽きたらLANケーブル自作に入ります。

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