投稿が1週間ほど間が開きましたが、この期間はオーディオ的に目まぐるしい出来事のオンパレード?でした。
事の始まりは、前回投稿の銀線ショートカットが元凶です。
トランス1次側の銀線ショートカットで味をしめて、アースパターンも銀線で・・・・と作業を始めました。
最近、ちょっと横着して静電気防止バンドを装着しないで作業をしていましたが、それでも、人体アース代わりにフロントパネルに肘をついて作業をしていたものの、肘をつく際に「バチィッ!!」っと物凄い音と閃光が走った強烈な静電気が発生。
イヤな予感はしましたが、「直接基板等には触れなかったから大丈夫な筈」と言い聞かせて作業を続行。
作業終了後、電源を入れて・・・・・・
全く無反応!!
・
・
・
・
・
何をやっても無反応!!
( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \
嘆いていても仕方がないので、色々調べた結果、USB、LAN、S/PDIFの各デジタル信号入力部(下画像中央)、DACアナログ基板(画像右側)、デジタル系入力基板と電源で密接な関係を持つフロントパネル裏の操作系メインボード(画像手前)は無事でしたが、電源部(画像左)が逝かれてました。
電源部は、Live側をコイルリレーと電源制御ICで入切する回路ですが、1次側に100Vを掛けたままプローブを当てると、電源制御ICより先が何をやっても無反応状態だったので、ICの静電気破壊を疑いました。
この電源部は元々、廉価パーツが多い場所だったので、そのうち部品入手が困難になるだろうと、数年前に行った改造前に代替が効き難いオリジナル部品を購入していました。
その事を思い出して、倉庫に仕舞いこんであった部品(電源制御IC)を引っ張り出して交換して復活!!!
これで一応、事なきを得ましたが、ただ、このICメーカーは現在は買収により統合、代替品も無し(多分?)
8Pin-DIP、ICですが、プリ前段や、DAC後段などのバッファアンプで使われるオペアンプとは全く別物。
8Pin-DIP、Power sense (MOS)FETというらしい。
MOS-FETなら、静電気で壊れたというのも納得・・・・・・
まあ、以前の購入で20個購入したので、20回壊れても大丈夫ですがw
今度また壊れたら、簡単に取り換え出来るように下駄を履かせて装着します。
色々調べていくと、どうもパイオニアのN-□0系のネットワークプレーヤーは海外サイトを読むと電源部が弱いらしい。
まあ、海外は1次側が200V以上っていうのもあると思いますが。。。。。
今回壊した場所が、まだ修理できる可能性がある電源部だったので、不幸中の幸いとも言えます。
操作系かデジタル部だったらお手上げだった可能性大w
コメント ※編集/削除は管理者のみ