新築なったx1おやじ邸を最初に訪問する栄誉にあずかりました。
ご一緒したのはAuro3Dさん、donguriさん、Cmiyajiさん、Siltechさん。
donguriさん、Cmiyajiさん、Siltechさんは電車での日帰り、私とAuro3Dさんはクルマ利用の泊りがけでの訪問となりました。
私のところからだと電車での日帰りh難しいので私のわがままで少し緩い日程にさせていただきました。
当日の朝、なんとx1おやじさんの奥様がホテルに迎えに来てくださったのですが、その車内で奥様でさえまだ新しいお部屋での視聴がされていないことを知って驚きました。
x1おやじさんが部屋にこもって調整にかかりっきりで奥様にもまだちゃんと公開されていないのだとか…
そんな状態で訪問させていただくことに申し訳なさを感じました。
全員そろって2階のおしゃれなホワイエ(?笑)でちょっと一服して簡単な説明を受けてからまずはシアタールームへ。
1階廊下の防音ドアを開けるとそこがシアタールーム、シアタールームの正面に向かって右壁面の後方の壁にオーディオルームに通じる防音ドアがあります。
シアタールーム、オーディオルーム共、床はコンクリートに床材を直貼りしたものですが、歩いた感じはかなり違います。
シアタールームでは合板の多層貼りののようで表面は比較的薄い仕上げ材。それに対しオーディオルームではコンクリートの上に厚い無垢のカリン材を貼っているとのこと。
シアタールームでもコンクリート直貼りの床の強靭さ、硬さを感じますが、オーディオルームでは脚に受ける衝撃ははるかに大きなものに感じられます。
フロ―リング材でこんなに違うんだとビックリ。
私は部屋の響きに興味があります。
まずはシアタールーム。ここでは壁はコンパネを薄い黒色の布で覆ったもの。
手でコツコツさせていただいた感触ではしっかりした強度が感じられました。天井はスクリーンと並行の向きに桟が多数設置されています。
一見すると床に平行に天井が作られているように見えますが、それは桟の配置のせいで、本当の天井は桟の上かなり奥にあって床に対して傾斜があり、リスニングポジション側の天井高が高くなっています。
室内での話し声から判断すると高域はちょっとソフトですが、全体の響きは豊かだと思いました。
会話の明瞭度は良好。高域がソフトに感じるのは薄い布張りの影響だと思います。
面白いことにAuro3Dさんはこの部屋をデッド、Siltechさんはライブだと感じたようです。ご自宅との比較でそう感じられたのかもしれません。
私はこの部屋がデッドとは思いませんが…(笑)
シアタールームのフロアSP群はサブウーファ以外はウィルソンで統一されています。
x1おやじさんはセンターSPの調整に苦労されていたようで納得のいく音が出たのはほんの2日ほど前だったとのこと。センターSPの高さを上げたことが功を奏したようです。
ここで聴かせていただいて印象深かったのがGATTI RCOの以下のソフト。
映像付きでDTSに埋め込まれたAuro-3Dのフォーマットで聴くことができます。
牧神の午後の前奏曲、良かったです。コンセルトヘボウ独特の濃厚な響き。
ホールの空間の大きさ、高さを感じさせる空間表現と空間的解像度が両立してます。
このソフトは映像付きで2Kをプレーヤーかプロジェクターで4Kにアップサンプリングしたものだと思いますが、170インチのスチュアートの支えもあるのでしょう。きれいな映像でオーケストラの団員の肌の色も美しい。
以下の写真はフロントのSP群を撮ろうとフラッシュを使ったので当然ながら映像についてはうまく撮れていないし、目的のSP群も結局うまく撮れませんでした。(涙)
ちょっと長くなりましたので午後に聴かせていただいたオーディオルームについては続きのPart 2に書くことにします。
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K&Kさん
この度は、静かな新車で新潟までドライブにお付き合いすることができて、そちらも堪能しました!我々は幸い「うるせー」とは言われませんでしたが(笑)、三日間おしゃべりしっぱなしで、とても楽しかったです。
K&Kさんは、X1邸訪問は久しぶりで2度目、と伺っていましたので、その間の変化はいろいろとお気づきになられたと思いますが、「最大の変化」は、X1邸で「マルチ(Auro-3D)で音楽を聴ける」ようになったことではないでしょうか?以前はあくまでも映画鑑賞にしかマルチシステムは使っていなかったと聞いております。
私はなんとか彼を2ch派からピュアマルチ派に「転ばせたい」と思っておりますので(爆)、今回の「シアタールーム」での音楽鑑賞の高評価はGood Job! 是非、今後とも背中押しサポート(笑)をよろしくお願いします!
K&Kさん こんにちは
流石!技術やさんは見方、検証の捉え方が違いますね。
シアターの壁は9mm位のコンパネに塗装をしたものに布を巻いたものです。それが斜めに取り付いてます。響きは壁の布巻の効果も有るのでしょうが吊り天井の拡散板がかなり効いてるように思います。
映像の調整は、専門の業者に以前、使っていたバルコの3管に似るようにライカの表現を入れてね!という条件で調整していただきました。しかし、デッド、ライブの感じ方が人によってかなり番うんですね。なら音楽の捉え方、感じ方もかなり違うのではと??
オーディオルームの響きはどう感じられたのでしょうか??
PARTⅡ 楽しみ??厳しい評価がくだされるのかも?
床の違いも含めてセッティングを変えなくてはならないのでまだまだ試行錯誤は続きます。
居心地だけは極上と思います。
続編待ってます。
x1おやじさん、
今回は本当にお世話になりました。
奥様に送り迎えしていただくは、おいしいカレーをご馳走になるは、まさに至れり尽くせりで大変感謝しております。
シアターの壁の記述申し訳ありませんでした。コンパネに布を巻いたものだったのですね。本文も後で訂正しておきます。しっかりした感触だったし、響きの質も気持ちよかったのはそのせいですね。
確かに天井の拡散板もあの数ですからかなり効いていそうですね。
映像の肌色はカスタム調整の成果だったんですね。私は映像の調整ができないのでウチでは使用スクリーンを選択するだけのデフォルトです。(涙)
オーディオルームとの響きの違いは私にとっては興味深いものでした。
あくまでも私の個人的な感じ方なのですが、Part 2に書かせていただこうと思います。
Auro3Dさん、
今回のX1邸訪問のコーディネート、私のクルマにつきあってくださったこと、感謝しています。
途中でクルマの運転を変わっていただいたので私は楽ができました。(笑)
≻我々は幸い「うるせー」とは言われませんでしたが(笑)
クルマの音声認識AIはそう言いたいのを我慢していたかもしれませんね。(笑)
≻「最大の変化」は、X1邸で「マルチ(Auro-3D)で音楽を聴ける」ようになったことではないでしょうか?
「最大の変化」はやはり部屋だったかな?でもトリノフにコントロールされたAuro-3Dを含むマルチの音はすばらしかったです。
「ピュア」っていう言葉は2ch派の方がマルチchを蔑む時に使われることが多いのであんまり好きではないですが、もっとこだわりなく楽しめればいいと思っています。
このシアタールームでオーケストラをマルチで聴いたらグラッと来る人が多いのではないかと思います。
逆にこれはとてもマネできないのでマルチの願望を捨てて閉じこもってしまう方もいるかも。(笑)
今回はシアタールームでステレオ音源を聴く時間がありませんでしたが、ちょっと聴いてみたかったです。ステレオ再生でもすごいレベルで楽しめるのではないかと思いました。
K&Kさん
詳細なレポート、ボーと生きてんじゃねーよ的レポートとなったdonguriの日記を補足していただきありがとうございます。
donguriもスクリーンの色の自然さに惹かれておりました。
プロジェクターの画像調整では至適ポイント探すのが大変だと日頃感じております。最低限の時間で適当なとこで妥協してますが、x1おやじさんその辺も突き詰めておられるのでしょうね。
donguriさん、
私のレポートは感じるままに書き散らかしているだけなので…
毎日、ボーっと生きてます。(笑)
映像についてはx1おやじさんはBARCOの9インチ3管を使っていた方なので年季とこだわりが違うと思いました。