某メーカーのルーム・アクセサリーの共振対策ですが、実は、スピーカー後ろは近いからかなり影響があるだろうと、全面を埋め尽くすようにOSB合板を1枚板状態で貼り付けましたが↓
リスナー背後は音源から遠いので、影響はそうでもないでしょ?と簡単で済ませていました。(フロントで発生した切れっ端を中途半端で)
実は、このルームチューニング・アクセサリーは、サブロク板から部品を取ると歩止まりが悪く、廃材が実質面積比で半分以上出ます。
なので、面積で言えばサブロク2枚購入でアクセ4枚対策が出来ますが、1枚板で対策しようとするとサブロク4枚必要で、廃材が2枚分発生します。
さすがに半分以上捨てる訳も行かないし、異常に細長い廃材が出来るので、他にもあまり使えないしで、今回は3年前に新造オーディオルーム引っ越しの時に使った残りの廃材で、リスナー後方の中途半端にしてあったモノを対策しました。
まあ、これはもう某オクに出す事もなく、飽きたら粗大ゴミ行きなので、廃材継ぎ接ぎ根太ボンドで対策する事にしました↓
裏面で壁に密着させるので、見栄えは如何でもよしw
まあ、違う種の板を継ぎ接ぎしてる訳ではないので、至近距離から見ないと分かりません。
一応、板が浮いてこないよう、板の継ぎ接ぎの境目全カ所にクランプで加圧しています↓
元々の素材が軽量発泡スチロールなので、バイスで加圧する時は加減をしないとメチャクチャ凹むので注意。
加圧根太ボンド硬化後に表からデコピンしてみましたが、もう、ネジ止めの比じゃなく、音が「コチコチ」しています。
根太ボンド化の後に聞いてみましたが、リスナー後ろでもかなりというか、ヤバいくらいに影響が出ています。
今まで気になっていた響き(主に残響音)がありましたが、どうも元凶はコイツだったようです。「何人はお前か?」
今回の改良で更に、定位にかなり奥行き感が出て、ボーカル等の存在感が上がり、微小音の再現性が凄まじい。
一部中音域が対策前と比べて若干引っ込んだような感じもしますが、さらに低い音域ではグリップ感が大幅改善。
ただ、全体的にわずかに妙な残響音がまだまだ残っているっぽいので、多分、前回対策したスピーカー後ろの方をネジ止めでなく根太ボンド圧縮したら恐らくまた大きな?変化が現れるでしょう↓
しかし、市販のルームチューニングアクセでここまで影響が出ちゃうのはちょっと・・・・・
まあ、このメーカーだけではないですけどね。
現行品も、私が知る限りではまだいくつか「似たようなモノ」があります。
こんな感じなので、新製品のルームチューニングアクセが発売されても、直ぐに手を出さなくなってますね。
ちなみに、このメーカーの改良版?は一切購入していないので詳細は分かりません。
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