昨日の日記で「Roon BridgeをかませてそのPCのHDMI出力をCINEMA 30につなぐとうまく行くんでしょうかね?」という疑問を投げかけておりましたが、自分で試してみたら、マルチチャンネルflacファイルの再生、しかも難しいAuro-3D nativeのファイルもうまく再生できることを確認いたしましたので、日記にいたします。
月曜日の仕事が終わってから、日曜日に自宅から携えてきたNUC Roon Serverが社宅で使っているAVアンプのMarantz SR-8015につないでどうなるか試してみたら、前日のCINEMA 30と全く同じ状況となることが分かりました。
Roon Bridgeを動かすには?としばらく考えて気づきました。これまでControlとして使っていたWindows Note PCにroonのサイトからRoon Bridgeのソフトをダウンロードしてインストールし、すでにRoon Control アプリを入れていたiPhoneをRoon Controlとして使えば、今すぐBridgeが効くかどうか試せるなと。Note PCのRoon Controlアプリを終了させ、Roon server のNucにつながっていたHDMIケーブルを外し、Note PCのHDMIとAVアンプのHDMIの接続に使いました。 Note PC はWIFIでの接続状態。
(1)Windowsのサウンド出力設定は、以前、Auro-3Dの再生に成功していた設定。以下が詳細。
・コントロールパネルのサウンドを開き、「サウンドの詳細設定」(下記写真)に入る。出力先のAVRのアイコンを選びプロパティ>詳細>24ビット、96000Hzに設定、さらに排他モードの「アプリケーションによりこのデバイス・・・」と「排他モードのアプリケーションを優先・・」の二つのチェックマークは入れておく。OKでプロパティは終了。
・次にAVRのアイコン選択状態で、「構成」ボタンをおし、スピーカー構成を7.1chにして、構成を完了する。
(2)WindowsのRoon Bridgeアプリを立ち上げる。このアプリは特ににUser Interfaceはなくバックグラウンドで動く様子。タスクバーにアイコンが出るだけ。
(3) iPhoneのRoon アプリで、再生出力先を探すと、Roon Bridgeにしたnote PCが見えるのでそこを選んで、Audio設定をする。当然7.1chにしてみた。
(4)この状態で、NUC Roon serverに保存してあった、マルチチャンネルflacファイル(24bit/96k/5.1.4)の再生を試みたところ、Auro-3Dファイルの展開までうまく行き、見事に音が出るようになりました。以下が証拠写真です。
自宅のCINEMA 30ではないAVアンプでの成功ですが、たぶんCINEMA 30でも行けると確信しています。 やはりRoon serveにしているNUCのHDMI出力は、2chまでは何とか処理できるものの、マルチチャンネルの処理になると能力を超えてしまうのでダメになるんじゃないかと思っています。なお、(1)の設定がRoon Bridge利用時に必須なのかどうかは試していません。
自宅用には、今回試しに使ったNote PCは自宅ではBridgeで使いたくはないので、mini PCを手に入れ、そこにRoon Bridgeを入れてそこからのHDMI出力をCINEMA 30につなごうと思っています。なおラズベリーパイはRoonの掲示板で見たと思いますがHDMI出力には対応していないという情報が有りました。USB経由2chは問題なようですが、マルチチャンネル再生を目指す方には向かないと思っております。
ということで、日曜日の夜までしばらく続いていたモヤモヤが月曜日の夜には解消し、すがすがしい火曜日の朝を迎えることが出来ました。
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