今日、ホームセンターに行ってフィニッシュネイラーやコンプレッサーを吟味していたら、Diffusorモドキ作成に使えそうな工具を見つけました。
藤原産業のパワフルハンドタッカーです↓
なんと、エアでも電動でもないハンドツールにもかかわらず、15mm長ピンを木材に打ち込む事が出来ます。
このメーカーは、廉価工具メーカーとして結構有名で、しかも、品質も総じて悪くない事が多いです(電動工具を除く)。
車好きがチョイチョイいるみたいなのでついでに書いておきますが、自動車整備分野では、高級工具が必ずしも正義とは限りません。
S字or半月ラチェットなんかは良い例で、メーカーの違いによる微妙な形状(カーブ具合)の違いが、エンジンやミッションの奥まった部位の整備性を大きく左右する事があります↓
話は脱線しましたが、この藤原産業のタッカーは大抵のホームセンターに置いてあることが多いですね。
近所のホームセンターでは3店とも在庫アリでした。
打ち込みピンが付属していますが、U字、コの字、I字、T字と種類も豊富↓
早速、試し打ちしてみました。
先ずは木製ポスターフレームの角4箇所に1本ずつ打ってみましたが、これだけでガチガチです↓
次の試し打ちは、Diffusorモドキ作成に使った木材の切れ端です↓
2枚重ねて打ち込み、どれくらい締結力があるか確認します。
打撃パワーですが、パワフルを名乗っているだけあって反動がかなりすごく、狙った場所からどうしても2~3ミリ程ズレます↓
エアや電動フィニッシュネイラーを使っている人は打撃反動にビックリするかもしれません。
例えるなら、50口径ハンドガンで弾を打ったら、衝撃で狙いが定まらない・・・みたいな感じ?
なので、エアツールみたいに4mm幅にピンを打つなんて芸当は難しいと思います。
まあ、Diffusorモドキ作成にはそんな精度は要らないので、問題ないでしょう。
しかも見えない所に打つし・・・・・
I字型ピンを2カ所に打ち込んでみましたが、さすがは1.2mmのピン太さだと締結力はかなり硬くなり、思い切り引っ張ってもなかなか抜けなくなります↓
某有名M社の電動ピンタッカーの締結力とは大違い(←軽い力でアッサリ抜ける)。
これぐらい硬いと、Diffusorモドキ作成に使う住宅資材のような曲がった木材でも矯正しながら即座に組み立てられそうです。
ただ、これほどパワーがあると、本体が樹脂性故に長持ちしなさそうではありますが。
そのせいか、色々なサイトのレビューでも長持ちしない旨のコメントが入っていたりしますね。
まあ、本体価格が2000円なので、半ば使い捨てと割り切った方が良いでしょう(某大陸製激安タッカーよりはかなりマシでしょう)。
コメント ※編集/削除は管理者のみ