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IMAGEでのルームチューニング・チェック

日記・雑記
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質問を頂いたので、ここで回答しておきます。

先日の日記でも書きましたが、私がルームチューニングに使用しているタイトルです。

※IMAGE公式サイトより拝借

 

ルームアコースティックをチェックするのは以下の曲目ですが↓

※アマゾンサイトより拝借

曲目は、4、6、9、13、16です(それ以外は鳴らすのは難しくない)が、この中でも特に注目するのは、6、9、16です。

 

 

6、羽毛田丈史 「地球に乾杯」

高音と低音のチェックをします。

まずは、曲頭より1分10秒から始まる鈴らしき音色が右から聞こえてきますが、聞こえてきたら、そのままリスニングポジションでど真ん中を保ったまま耳を前後に2~30cm平行移動します(耳の高さを変えずに)。

頭を移動した時に、この鈴の音色が小さくなったり大きくなったりするようではダメ。

酷い時は聞こえ難くなるくらい小さくなる事もあったり、逆に大きくなって耳についたりします。

さらに酷いと、この音が左から聞こえる事も・・・・

耳を前後に平行移動した時に、出来る限り強弱が無いようにするのがベストですね。

次に確認するのは低域ですが、冒頭より1分24秒から始まる大太鼓?(楽器の音は詳しくないのでご勘弁w)の音がズシッと締まりがあって重い音になるかを確認。

この重い音が、終盤まで和音が増えても曖昧になったり聞こえなくなったりする事が無いように。

中低域に縮退効果が表れ、強くなったり弱くなったりする事も結構あります。

 

9、アサド兄弟 「ニューシネマパラダイス」

これは冒頭と終盤のバイオリンの高音だけ確認します。

バイオリン部分は真ん中で定位するのが正しく、右の響きが強くなったり、左が強くなったりするのはアウト。

概ね、この曲を色々なオーディオショップなどで聞かせてもらうと、バイオリン部分は右側が強く響く傾向が多いです。

 

16、葉加瀬太郎with 小松亮太 「情熱大陸」

この曲でも高音と低音の確認です。

まずは葉加瀬太郎氏のバイオリンですが、真ん中に定位する筈が、これも右の響きが一部、極端に強くなったり左が強くなったりする事があります。

バイオリンの演奏はリスナー側から見て右手に弦がありますが、とはいえ、あからさまに右側が強いのはおかしいでしょう。

小松亮太氏のバンドネオンも高域の部類になりますが、この楽器の定位は収録上の問題で、常に真ん中に定位せず左右に音がバラけるのは致し方ないところです(収録マイク設置の問題)。

バンドネオンは左右にばらけても、耳につく音質でなければOK。

低域は、冒頭から58秒から始まるバスが歯切れ良く、曖昧になったり聞こえ難くなったりしない様に。

 

まあ、こんな感じですが、聞いて分からなければ分からない方が良いです。

下手に気が付くと私や友人のようにドツボに嵌るので・・・・・

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. へっぽこハム太郎さん、こんばんは。

    ルームチューニング・チェック手法のご紹介をありがとうございます。皆さんいろいろな音のチェックをされているのでしょうから、このように紹介をし合うのは、幅を広げる意味でよいですね。

    自分も音を確認をしながらセッティングを詰めて、その後の聴き込みで「アレっ、おかしいぞ」と思ったら、少しづつ対策しながら音を仕上げています。その時に、<現象><原因><対策>とステップを踏みながら進めていくのが効率的と感じています。

    そうは言っても、聴いてみなければわからないし、やってみなければわからないのがオーディオですね。今はストリーミングがオーディオにつなげない状態ですので、imageのCDを取り寄せて確認してみようと思います。CDはAmazonで1円でした。

    せっかくですから、沢山の人に試してもらえるとよいですね。

    • ヒジヤンさん、コメントありがとうございます。

      私はルームチューニングを始めて36年くらいになりますが、ただただ経験が長いだけで、確立した理論や手法は残念ながら持ち合わせていません。

      現在のコンテナルームに移動して2年半になりますが、縮退現象を始め、当初からの音質の不満はほぼ解消しましたが、何がどのように効いたのかはほとんど理解していません。

      膨大なトライアル&エラーの結果、偶然に解決したとも言えます。

      ひょっとすると、ルームチューニングは一つの何かが大きく効くというケースもあるにはありますが、「石も積もれば山となる」的なモノなのかも?・・・とも思っています。

      ルームアコースティックを全く気にしない友人が、「音楽は分析するモノではなく楽しむモノ」と言っていました。

      ただ、私の場合はそれが気になってそもそも楽しめないので。

      • へっぽこハム太郎さん、返信をありがとうございます。

        わたしも同類です。音が気になりだすと音楽を楽しむことが出来なくなります。オーディオマニアのサガですかね。ご友人のように、それが理由でオーディオを止めてしまわれたのは悲しいですが。

        その上で、ハム太郎さんが経験値をもとに「問題現象が起きやすい音源」として”image”を紹介されたと理解しました。わたしは、皆さんがチェック音源を紹介された時は出来るだけ聴くようにしています。紹介されるからには何らかの意味があると思うからです。

        ”imege”も注文しました。聴いたうえで、ハム太郎さんの日記をベースにして自分の日記を書いてみようと思います。中古のマーケットプレイスなので、「2月23日から2月24日までにお届け」とのことでした。

        • ヒジヤンさん、再度コメントありがとうございます。

          日記本文に書くのを忘れましたが、高域、低域の響き方の変化は全て、リスナーの耳を前後に動かした時のことです。

          高域にしろ、中低域にしろ、耳を動かして変化が無いようにします。

          さらにこの変化は、小音量だと聞き取れない可能性があります。
          概ね、リスニングポイントで最低85dB平均くらいは必要です。

          音量を上げて飽和するような環境だと、強く出る事もあります。

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