Audioルーム移設に伴い使用が激減したサブシステムです。
サブウーハーの紐は猫がサランネットに爪を掛けてを外すので防止のために括りました。
ラックの前面は孫にいたずらされないように、透明ポリカでガバーしています。
サブシステム系統図です。
これもメインシステム同様に 無帰還真空管アンプやアルニコスピーカーと分解能に特化した構成にしています。
その代償として帯域が狭くなるのをマルチアンプでカバーしています。
AUDIO用として聴くのは384KHzのDXDで特徴を引き出すには、周波数性能より分解能を上げるのが大事だと思います。
入力信号の流れは、PC ⇒ DDC ⇒ HDMI・I2S ⇒ AK4495 DAC ⇒ アッテネーター となっています。
この中でネックになっているAK4495 DACを何とかしたいと思っていますが、使用頻度が・・・
製作した時の内部写真です。
写真の奥の銅板で囲われている部分がアナログ部で2回路入りOPアンプ1個のみです・・・差動電流出力を合成するには、見るからに頼りなさそう
DDCからHDMIで送られた信号を緑の基板でI2Sに変換しています。
マルチビットでは不要だけど AK4495に必要なMCLKは DDCからI2Sと一緒に送られています。
手元に有った予備のDDC内部の写真です。
水晶は45.158400MHzと49.152000MHzの2個有って 1/2分周してMCLK(22.5792/24.5760MHz)にしているみたいです。
何とかならないかと作る時は見てもいなかった規格表を、よ~く見ると
MCLK=24.5760MHzで384KHzのDXDに使えるのはAutoの64fsのみです・・・本当に384KHz/24bitを再生できているの?
今まで内部でn逓倍してサンプリング周波数に応じた周波数でΔΣ変換していると思っていたのですが・・・
さらに44.1KHz系列は、176.4KHzまでで352.8KHzは記述が有りません・・・再生の対象外?
DXD再生するには、あまり良い環境では無さそうですね。
DXDの再生にはMCLKが不要なESSが有力候補?
そこで既製品のES9038/9028 DACを探すと2極化していて高価な方は極端に高いので手頃な方を見ると
・スイッチング電源又はACアダプター【内部で昇圧】が多い ・・・簡易版の範疇を出ない
・OPアンプがSOPタイプで交換出来ない ・・・ HiRes感を出すために癖が強いICを使う傾向が有る
・以前作ったES9028はBWで音が変わったが変更出来ない・・・相手の機器が不明なので甘い設定になっている?
などの問題が続出・・・仕方なく作る事にしました。
それに使用が激減したサブシステムで既製品を買えばその時点で終了と・・・何となく寂しい
上記問題を解決出来る基板を選定しました。
LINUXCOM ES9038Q2Mの基板です。
・直近にリニア電源を置く・・・配線の距離も大事。
・間隔が狭いけどDIP 8Pのソケットでオペアンプ交換が可能
・DPLL帯域をノーマル(デフォルト値)とナロー(最小値)で選択可能
と上記問題が解消されています。
ケース・電源トランスは少し前に製作したTDA1541A-S1 DACと同じ物を選定しました。
基板が到着したので詳細に寸法を測って加工図を起こしました。
内部に2mmの銅板を張り合わせて振動対策します。
部品を調達して製作に入ります。








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