出水電器4月度試聴会

日記・雑記
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4月24日。
今日は小生の使用しているFASTアンプの発売元でALLIONアンプの生産&発売元である(有)出水電器の西蒲田試聴室の4月度試聴会の日。
ブログの方もご覧ください。
今日はDEQX発売元のKurizz-Labo栗原社長にオーディオケーブルで新風を巻き起こしているアスカ工業の末岡社長をお招きしてのイベント。

新たにTADのウッドホーンを導入したSONYのSPユニットをDEQXで調整し、ASUKAのSPケーブルで接続した音は、クロスオーバーを330HZ以上をホーンユニットに受け持たせたという。

前回はPA用のBOXに付属していたプラスティック製の小さなホーンだったので、必然的にウーファ部が広い帯域をカバーしていたのだが、今回はホーンユニットが広い帯域をカバーするように変更されたので、音の繋がりはより自然になったようだ。

参加者は常連のメンバー以外には音元出版の編集者、録音スタジオのオーナーなど多彩なメンバーで、ネットで知り合ったオーディオ仲間も何人か。

いつもは参加者が持ち寄ったCDをかけながら進む試聴会だが、今日は先ずアスカ工業の末岡社長が持ち込まれたSPケーブル、電源ケーブル、そしてネット販売専用の制振合金を使用したインシュを取り付けながら、その効果を体験しようというもの。

先ずは、ALLION T-125SVとジンガリをつなぐモンスターケーブルをASUKAの単線ケーブルに、ついでにジャンパーケーブルも同じ素材のものに変更した。
ケーブル端子はWBTの最高級品で1ロット400個単位で購入するものだという話。

信号伝送時のロスを徹底的に排除したというその音は、単線ケーブルに特徴として出る中高域のエネルギー感に加え落ちがちな低音域もしっかり出て、音に付帯していた靄が晴れてはっきりくっきり明瞭に見通せるようになったと感じた。

続けてCDPのEMTには電源ケーブルを差し換える。
音出しした瞬間、参加者からはどよめきが。
上流部で電源ケーブル交換の効果を聴いて、新たな悩みを抱えた参加者は多かったのではないだろうか。

ケーブルに使用されている合金は万一燃えると有毒ガスが出るということで、完成品として販売するには法律上の問題があるということだが、そんなことを言えばSPユニットに使用されているベリリウムなどもそうなんだし、これはキット販売ならクリアできそうだという話に。

最後にインシュをCDPの下に3点支持で。
プロ機器のEMTはゴム足なので、この効果は本当に大きかった。
末岡社長が、これは合金が高いので値段も高くなってしまったと盛んに言い訳されるので、参加者からは一体幾らですか?との声が。
値段を聞いて参加者からは、そんなに安くていいんですか?と笑い声が。

イベント終了後にこのインシュは、早速参加者の録音スタジオオーナーが、録音機材のインシュとして使用してみたいからと貸し出しを希望され、そのままお持ち帰りとなった。

末岡社長は本当に真面目で白黒はっきりしないと済まないという性格が、アスカの製品にもよく反映されていたと思う。
今回のイベントでファンになった方は多いのではないだろうか。

イベント終了後は近くの焼き鳥やさんで懇親会。
栗原社長、末岡社長、それに音元出版の方を交えた音楽やオーディオ談義で花が咲いた楽しいひと時を過ごした。

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