私はネジ狂なので、片っ端から交換します。
先日に交換宣言したスピーカーユニットの取り付けネジですが、職人御用達の某サイトでSUS304のインチネジを試し買いしました↓
某尼も同じような事をやりますが、ネジ2本にこれはナシでしょう↑
ハッキリ言って送料と資材(箱)の無駄です。
まあ、間違ったモノを大量に購入したらもっと勿体ないので、仕方なく2本しか買いませんでした。
さて、インチネジですが、実物を外したモノをキャリパー測定でネジ径(タップ側直径)とネジ長を測ります。
測ったところ、ネジ径が4.09mm、ネジ長が2.51mmだったので、職人御用達サイトにあったインチ換算表で見ると↓
ネジ径4.1、ネジ長2.54となり、
♯8-32-1(ネジ径―1インチ辺りの山数―ネジ長)
と判明したので、先に2本だけ購入して合わせてみて、後日、全ユニットのネジ本数を購入しました↓
スピーカーによっては、ユニット毎にネジ径を変えているケースが結構ありますが、私の今回のスピーカーは全て同じネジでした。
日本製のスピーカーは、ツィーターがM3、スコーカーがM4、ウーファーがM5かM6となっている事が多いです。
早速、全本数ネジを交換します↓
ネジ径が全て同じなので、締め付けトルクは全て同じにします。
ネジ径ごとに推奨トルクがだいたい決まってますが、主に破断係数が低いアルミ合金ネジを使う時だけ弱いトルクにします。
折角なので、見栄え目的ですが、SUS合金という事で酸化発色が出来るので、金色か銅色に発色させようと思っています。
ユニットのセンターコーンに合わせるなら銅色が良さそうですが、感じ方の違いの回避で難色を示されたら無難なゴールドになるかもしれません。
酸化膜の厚みによって発色の色調を変化させます。
まあ、音質には関係が無いですが・・・・
スピーカーのネジを交換して音質が変わるか?というと、変わるモノもあれば、大して変化が無いモノもある・・・・って感じです。
一番音質の変化の度合いが大きい傾向にあるのは、下画像の赤丸部位のネジを非磁性体ネジにすると大きく変化する事があります↓
ただ、この赤丸ネジはユニット・フレームにドライバーマグネットを取り付けるネジなので、無計画に外すと重さでマグネットが落下、最悪はコイルボビンが断裂します。
ボビン断裂した場合は手作業でコイルの巻き直しになりますが、オリジナルがエッジワイズの場合には、例え直したところで同じ音質にはなりません。
片側を断裂したら、両方を丸線で巻き直さないとバランスが悪くなります。
ネジはチタンにしても変化がありますが、純チタンだとやり過ぎると音質が大人しくなってしまう事があるので、程々にしておいた方が良いですね。
赤丸ネジは、供給メーカーユニット(Scan speak、Seas、Dayton、Fostex等)だとある事が多いですが、自社ユニットだと存在しない事が多いです。
Scan speakはMAGICO とかWilsonとかに使われてますね。
下画像はFostex GX100です↓
画像は真鍮ダイレクト金メッキ(特注)に交換していますが、純正は三価クロメート黒、鉄ネジです。








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