再び、小型パワーアンプです。 出力は4Ωで20Wx2 (rms) / 80Wx2 (max) です。
今回は電圧増幅/バッファをオペアンプ、電力増幅をディスクリートで構成した回路とし、P板を起こして製作しました。
外観は、
寸法は巾250、高さ100、奥行き220、重さ4kです。
内部は、
参考まで、回路図 と P板 を示します。 DCサーボ回路も入れていますが、(ディスクリート部のゲインを低くしたこともあり、)無くても問題がない事が分かり、DCサーボは(音質劣化要因の一つでもあるので)通常は無効としています。 然し、良く考えると、DCサーボが必要な程、不安定である事自体、音質劣化要因の一つであるという事。 そして、結局はその劣化はDCサーボ位では容易には修復できないという事なのではないでしょうか。
回路は以前、パワーオペアンプ使用の 6chアンプ や ステレオアンプ を製作した所、期待以上の高音質が得られた為、該パワーオペアンプの内部等価回路を参考に設計しました。 結果、今回製作のディスクリート版は、パワーオペアンプ版に可也肉薄したクリアでパワー感のある音質を得られ、及第点は取れた様に思います。
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