昨日は、マルチ再生の凄いのを聴かされて衝撃を受けた!
自分のやりたかったことを遥か先の先まで行った再生を聴かされてしまったためだ。これまで、マルチなんていらない!と言ってきたのだが、本物は凄い!広い音場と深い奥行き、弦の響きが上空を流れていく。あぁ、こんな再生がしたかったのに。悔しがってばかりいても始まらない。仕事の合間にどうしたらいいか考えていた。そして、一つ思いついた。
後方に流れる音の導入路を作ったらどうだろうか!
帰ってきて、早速やってみた。
天井は1次反射の拡散と上からの反射音を作っている。低い天井の高さを感じさせないためと、上空に響く音を作るためだ。ここに、後方に音が流れるように導入路を作ったらどうだろう!というトライアル。
最初は、マル棒簾のすぐ後ろから外壁用のタイルを4枚リヤコーナーまで繋げて見た。
これは3枚の写真です。4枚では、横からの響きが強すぎてボーカルの解像度が悪くなってしまった。試聴は、フルオケの残響たっぷりのソフトとお気に入りのボーカル。音場を作ろうとして、反射音を強くしすぎると、音像がボケるため相互チェックをするためだ。4枚では反射が強すぎる。耳位置前に横からの反射を強くすると解像度が著しく落ちる。前々からの経験と一致するため、前側から1枚1枚減らしていった。3枚では・・・まだ反射が強い。2枚では・・・まだ駄目だ。1枚では・・・かなりよさげ。全部とったら・・・さっきの方が良さそうだ。
結局1枚追加することとした。
サラウンド再生は、前後左右から音を出し、立体的音場を作るもの。それじゃあ、スピーカーは2本のままで反射体で疑似スピーカーを作ればいいという発想。センターの反射板も同じ、センタースピーカーの代わりのものです。
位相は遅れちゃうけど、まっ、その辺は音速がカバーしてくれるでしょ。
こんなタイル1枚でも、昨日に比べればちょっとは疑似サラウンドに近づいたかも!
それにしてもサラウンドへの道は長い。
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