本当の実力は!【ViV lab evanui signatureを聴いた】

日記・雑記
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先々週のAVフェスタで気になったもの最右翼の「ViV lab evanui signature」を聴かせてもらいに行って来ました。会場で聴いた時は「トランジェントが良く、フルレンジの点音源と相まって非常に自然な音」だが「低音の質感が合っていない」と感じました。が、その後開発者のあきやんさんから「低域が合わないのは、会場固有のセッティングのため」とのメッセージを貰いました。このスピーカーは、従来品が持っていない良さを感じていたので、それじゃ!ってことで、3/1に試聴室兼ご自宅に聴かせてもらいに行って来ました。

試聴室は、みなとみらい線の元町中華街駅を降りてすぐ目の前にありました。ご自宅のマンションの1室を試聴室兼研究所にされていました。

一見すると試聴室なんですが、そこらかしこに振動板の試作品やユニットやら、試作スピーカーも置かれています。

右のスピーカーを拡大するとこんな感じです。

部屋の中で見ると結構大きい感じがしました。このスピーカーのウラに新しいものの試作品が置いてあります。
左はこんな感じ。

右下にスケールモデルが置いてありました。その他にも、隣の部屋いっぱいに試作品が置かれておりビックリです。

このスピーカーはアナログプレーヤー、CDトランスポート、iPodトランスポートのソースから真空管のアンプで増幅され駆動されています。

どの機材も振動対策にはかなり気を使われていました。

早速、アナログディスクで試聴開始です。まず、かけられたのはインドの音楽でした。その中に川のせせらぎの音が入っているのですが、とても自然で本当の川の前に立っているようでした。このスピーカーの一番いい所をまず聴かせていただいたのだと思います。素晴らしい!

その後、クラシックやジャズをアナログ、CD、iPodで聴かせていただきました。印象を総括すると、AVフェスタで聴いた繊細で自然な中高域は更に磨きがかかり、低域も違和感無く聴けた!というものでした。ジャズのベースも音階や指の動きが見えるような音が出ていました。ソースとの相性は、やはりアナログが一番合うと思います。そして、CDも良いのですが、驚きなのがiPodトランスポートです。CDと比べると情報量は減るものの、出てくる音の一つ一つは遜色のないものだったんです。PCTまだまだ派の私にとっては、驚きものでした。ワディアのトランスポートの電源対策と振動対策を施されたものだそうです。この仕様は、チューニング版として市販することも考えられているそうなので、興味のある方は聴きに行かれてはどうかと思います。

その他にも、evanui signatureの振動板であるマグネシウムのあまりで作ったCDスタビライザーの試作品がありました。

これが、つけると音がいいんです。これまでもカーボンのものなど何種類か聴いたことはありましたが、全て音色が変わってしまい本来の音が聴けないと思っていましたが、これは音色はそのままにピントが合い、解像度が向上する感覚で良いものだと思いました。最終的な製品化はまだなのだそうですが、すでにAudio Accessoryの最新号に掲載されているそうです。

更に驚いたのは、ViV labのHPに掲載されている5つのスピーカーは、間もなく製品化されるとのことです。その場で見たHPには、予価まで書かれていました。ですが、その中にはまだ試作もしたことのない製品があるとのことなのです。これから試作するのだが、もう出てくる音や作った時のコストも分かっているらしいんです。やはり天才なんだ!とつくづく思いました。そして最高峰のevanui signatureも、構想を作ってからまだ1年少々なのだそうです。いやはや、驚きなどというものではありませんでした。こうゆう方からじゃないと、このようなこれまでの常識を打ち破ったようなものは生まれないのかも知れません。

新製品の試作も近く完成して聴けるようになるそうです。興味のある方は、是非この試聴室兼開発室に行かれることをお勧めします。楽しめますよ~。希望があれば何時でも歓迎すると言われていました。

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