この訪問記は、昨日のlinn207邸訪問の続きです。今回はlinn邸訪問の帰りに立ち寄った訪問だったので、簡単に感じたことをメモしておくことにします。
linn邸から車で20分ほど行った所に、gfy邸はありました。
リスニングルームは、和室の2間続き(12+6畳?)のリビング兼用スペースにマルチシステムが、理想的な配置で設置されていました。
このシステムは、ある方から譲り受けたと言われる曰くつきのものだとのことです。スピーカーはビクターのSX500DEが5本、サブウーファーは○○○(エクリプスかな?、すみません聞きませんでした)です。
前段は、SONYのマルチプレーヤーとPS3、SONYのAVアンプでした。
時間もないので、到着直後から試聴に入ります。そしてなんと、最初の曲がティルソントーマスのマーラー3番です。いきなりクライマックスを迎えた感じでした。感想は、広大な立体音場が素晴らしい。マルチのポテンシャルとセッティングの妙の相乗効果で信じられないような空間を再生していました。ただ、やはり再生機材のポテンシャルは音数の多いオーケストラものでは現れてしまい、出てくる個々の音のクォリティはそれほど高いものではなかったことを補足しておきます。それにしても、マルチのポテンシャルの高さを感じたものでした。ステレオでは絶対にまねの出来ない部分だと思います。
その後、マーラーの2番、小編成もの、ボーカルと聴かせていただきました。私の感想としては、ボーカルが一番まとまっていたと思いました。そして、linnさんがボリュームに煩いこと。これは師匠の影響もあるのだと思いますが、非常にボリュームの位置にこだわられていてボリュームの位置について、gfyさんと協議されていてとても楽しそうでした。
gfyさんは、他にもご自分のリスニングルーム(8畳洋室)でSP:B&W、AMPはゴールドムンド、CDPはエソの豪華なシステムもお使いなのですが、こちらは不調と言うことでほとんど聴いておられないのだとか。(もったえない)帰る前に少しだけ聴かせてもらいましたが、全然悪くない、これから育てていくのが楽しみなシステムだと思いました。そしてココでも、linnさんとgfyさんのボリューム協議が始まったのでした・・・。
感想をまとめると、第1にマルチシステムのポテンシャルの高さを感じさせていただきました。第2はこれから育てていくステレオシステムの楽しさの予感を感じました。gfyさんこれからがオーディオの楽しいところですよね。
今回の訪問は、立ち寄らせていただいた程度のものでしたが、自分と同じSPを同じ広さの部屋で鳴らされている興味もありますし、またじっくりと訪問させていただこうと思っています。
コメント ※編集/削除は管理者のみ