バズケロ邸への訪問で、再触発されたスピーカー・アーシングです。先の日記“不要振動を逃がす -スピーカー編”では、その効果の大きさに嬉しさ余ってフライング日記を書いてしまいましたが、やはり落とし穴がありました。
拙宅のB&W802Dのエンクロジャーと台座の間に挟んだステンレス球+アルミ板+エプトシーラーのアーシング・メソッドの効果は中域~低域がクリアになり、より克明なサウンドとなりますが、高域にアルミ板の響きが乗る感覚で、一聴するとよいのですが、長く聴いていると甲高い響きが耳について落ち着きません。CDPやAMPの時には感じなかった負の影響です。
それでも外してしまうと、一旦味わった中域~低域が物足りなくなってしまいます。そこで1点アースにしてみたり、中間部に振動吸収部を入れてみたり、様々に手を入れてみましたがどうも満足できません。ですが、フライングして手を挙げてしまったからにはどうにかしたいと思い悩みました。
こんな時は我慢して聴いていると、お告げが下りてくるものですね。
「中域~低域に満足して、高域が我慢できないならハイカットフィルターを入れよ!」とのお告げが来ました。
お告げに従い、下記をトライします。
アルミ板とステンレス球の接点に習字用の半紙を挟んでみました。
するとどうでしょうか。甲高い響きが消えて、中域~低域のクリアさだけが残ります。
いける!これでひと段落しました。
それにしても、効果は大きいが難しいスピーカー・アーシングです。探究意欲がもりもりと湧いてきました。原理的に考えての取組だけでは、ものに出来ないと思います。実際の話、もう一つのアイデアは失敗しました。
と言うことで、今後は研究課題として取り組んでみようと思います。
まずは材料を注文しました。
アルミのみでなく、真鍮・ステンレス・銅などの素材
アルミは板厚違いや形状、大きさ違いも…
躊躇していたアルファ・ゲルもポチっとしてしまいました。しかも、厚さ3mm,5mm,10mmの各種仕様です。
材料が届いたらいろいろ試してみようと思います。
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ヒジヤンさん
楽しまれていますね!
>やはり落とし穴がありました。
ふふふ、一発で決められたら、バズケロは落ち込みます(笑)
やはり素材ハイブリッドで調律ですね。
SPはよりソリッドに素材音が乗って来るので、ムツカシイです。
和紙っていうのも新鮮な感じですが、JBL部屋にもアナログは和紙が活躍していますので、親近感を覚えてしまいました(^^)
いろいろお試しのご紹介も楽しみにしています。
ところでヒジヤンさん、アーシングの沼底まで、ドップリとはまっちゃって…
変な味を覚えちゃったみたいで、少し申し訳なく思えて来ました(ウソ
おばかになるほど楽しいね!!!
では、では
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なるほど和紙ですか。紙の内部損失で高域を減衰してこの帯域で起こりがちな反射・干渉歪みを抑制しようということですね。
シルクというのもありそうですね。genmiさんもいまは外してしまいましたが、以前、そういうことをやっていたような記憶があります。
ちょっとしたチューニングの世界だと思いますが、よいアイデアをありがとうございます。私もさっそく試してみます。
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スピーカー・アーシングは面白いですね。変化の度合いが大きくて、難しいですがそこがまたやりがいがありますね。そのうち、この手感の加減がポイントで、なんて言い出しているかもしれないですよ(笑)
習字用の半紙、しかも練習用の極薄タイプです。だから感度もビンビン!なんてジョークですが、和紙の中でも極薄タイプの練習用の半紙は結構使い道がありそうです。調整用として。。。
>アーシングの沼底まで、ドップリとはまっちゃって…変な味を覚えちゃったみたいで….
本当ですよ。バズケロさんが楽しそうにやっているのを拝見して、またその効果に驚いて、どっぷり始めちゃいました。人が見たらまるでおばか….でも本人真剣とかとかとかね。
楽しいですよね。
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和紙よいですね。狙いに応じて厚みや、繊維の太さなど選び放題です。今回の場合は、先日話題にしていた、
「気になる部分を削りすぎるとつまらない音になってしまう!」
ことに気を付けて、習字練習用半紙の極薄タイプです。比較はしていませんが、中域~低域をスポイルすることなく、高域の気になる響きだけ抑えられたので、うまく嵌ったかと思います。
シルク….これも天然素材としては活用できそうですね。今回のケースには少し厚くて吸収し過ぎそうな気もしますが、音にきつさを感じたら、ボードの下に敷いてみるなど効果がありそうです。
全域に効かせたい時などは、ベルウッドさんがお好きなコルクなんてよさそうです。後は厚みでコントロールですね。
このスピーカー・アーシングは敏感で、ちょっとしたことに大きく反応するので楽しいです。劇薬の部類ですね。面白いので是非お試しください。情報交換いたしましょう。
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ご無沙汰しております。
スピーカーのメカニカルアースなんて他のコンポーネントと違い、そのものが音を発しているのですから難しそうですね。それだけに効果も大きいのでしょうが。
私はまだ壁対策が出来ておらず、低域のダブつきに悩まされていますがヒジヤン流の板張りをやってみようと考えております。
週末にお会いするのを楽しみにしております。^_^
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Lotus Rootsさん、お久しぶりです。
メカニカルアースはこれまで、あっけないほど簡単に効果をあげて来ましたが、スピーカーで躓きました。ですが、ちょっとしたことにも反応するので面白いです。
Lotus Roots邸では部屋の問題に悩まされているのですね。部屋の構造的な問題は解決するのが大変ですので、一歩づつですね。自分も部屋に問題があると気付いてから5年以上かかりました。ここがボトルネックになっていると、何をやってももう一つとなってしまいます。
失敗談、苦労談は山ほどありますので、週末にお会いしたときに語り合いましょう。
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