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リアハイトスピーカー大型化のススメ。SPに関しては完成?

日記・雑記
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これまで、ヤマハのNS-1000MMという小さな3Wayをリアハイトに使っていたのですが、他のハイトスピーカー群が、同じヤマハでもすべて2WayのNS-HXシリーズだったので、例の「位相問題」以来(笑)、ずっと気になっており、NS-HXシリーズで揃えるべく、交換を狙っておりました。すでに製造を中止しているモデルなので、中古品を探すしかないのですが、なかなか見つからず、今月に入りようやく見つかって、何とか年内に入れ替えを終えることができました。

あらたに設置したのは、NS-4HXというフロントハイトに使っているものと同一のものです。10キロ以上もあるので、元々壁釣り用のSPではないため、専用の金具もなく、「蛮勇」を再度発揮して(笑)、スピーカーに穴をあけて金具を取り付けて設置しました。[:image1:]

13センチウーファー2発は伊達ではなく、結構な低音が出る(壁・天井に近いこともあるが)ために、Audyssey の設定は「大」にして、フルバンド再生チャンネルにしました。

音だしのために、いくつかの音楽ソフトと映画ソフトを試したのですが、特に以前の小型SPと決定的な違いを感じたのは、Star Warsの第9話をAtmos再生した時です。

ご存知の通り、この映画は宇宙船が飛び交うわけですが、後ろから大型の宇宙船が頭上を過ぎていくシーンだと、まず初めにリアハイトから音が出て、次いで画面上部にその宇宙船の映像が映り、徐々に音が後ろ上部から前の上部に移っていくというシークエンスになります。

このシーンでは、最初に「後ろ上空から何か大きなものが来ているな」と視聴者に「映像を使わずに」感じさせないといけないので、「音」がすべてなのですが、その臨場感が増しました。以前は恐らく、サブウーファーが鳴っていたはずですが、やはり低音といってもある程度の方向感はあるので、リアハイトSPにそこそこの低音再生能力があり、フルバント設定できると、やはり「作者」はそこに音を振っているので、効果は絶大でした。

これが前から後ろに大型宇宙船が自分の頭上を通り過ぎていくシーンだと、先に「映像」を見ているので、「脳内補正」が働いて、後ろ上空に抜けていく低音がサブウーファーから発せられていても違和感を受けないのですが、逆方向だとそのリアリティは、リアハイトSPの低音再生能力にかかっているわけです。

結論的に言って、空間移動シーンの多い映画(SFものとか、飛行機のでる戦争ものなど)が好きな方は、リアハイトスピーカーの大型化、おススメです。

さて、

伊豆の拙宅のSPはこれで、1層=9台、2層=7台、3層=1台、プラス映像用センタースピーカー上下2台、サブウーファー4台の計23台体制となりました。はっきり言って、現状、すべてのSPを使えていません(現行の8805では同時最大13ch+2の15ch、マルチチャンネルパワーアンプの機能を利用してプラス2chの計17chが拙宅の同時最大再生SP数です)し、さすがにこれ以上置くスペースもないので、これで当面、SP道楽は打ち止めにしようと思っています(ゆえに、「マイルーム」更新しておきました)。

今後の発展の方向性としては、①2ch再生のレベルを上げるための、セパレートアンプの導入、②全スピーカーをシンクロさせて使えるAVプリアンプの導入、③マルチチャンネル再生機のグレードアップ―という感じかなと思っております。①と②では、どちらを先に優先させるかが悩みどころ(経済的に同時並行は無理=笑)、③は、そもそもメーカーが作ってくれないと工作のできない文系の私ではいかんともしがたいです。

今後ともコミュニティの皆様のご助言よろしくお願いいたします。良いお年を。

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