ちょっとわからなくなってしまったので、お詳しい方にご教示いただきたく。
実は、この度AVアンプを入れ替えるため、機器一切を取り外しまして、ついでなので普段はやらないような「実験」をしてみようと思い立ちました。
それが、表題にあります、BTL接続とバイアンプ接続の聴き比べです。
私は何度も書いてますが、技術的な事は何もわからない文系人間なので(笑)、たまに読むオーディオ雑誌に書いてあることを鵜吞みにすることがよくあります。今回の「実験」の前の「仮説」としては、昔どこかで読んだ記事の記憶による、「低音のBTL」「高音のバイアンプ」という程度のイメージでしたが、実際にやってみると必ずしもこの通りの聴感を得られなかったのです。
使用機器は、SPがAmatorIII(バイアンプ対応)、パワーアンプがSTA-9二台、プリはLuxmanの507uXというプリメインアンプのプリ部、ソースはOPPO205からです。
私は「マイルーム」にも書きましたように、これまでAmatorIIIを2chステレオとして聴く際は、507uXをバイワイヤで使っておりました。
それとの比較で結論を先に申し上げると、高域は確かにバイアンプがきれいで、定位もよりはっきりしますし、クン=ウー・パイクがピアノの演奏中に吐く息の音もよりはっきり聴き取れるようになってしまいましたので(笑)、高域についてはBTL接続<バイアンプ接続でオーディオ雑誌の情報は間違いないと思いました。
問題は低域で、私の耳には、特にロックやジャズのベース音のSolid感に関し、こちらもBTL接続<バイアンプ接続と聴こえてしまうのです。これはパワーアンプがデジアンだからなんでしょうか(ちなみに、507uXの方が低域は深い音がします。これはアナログとデジタルの差なんでしょうかね?)。まあ、単に私の耳が悪いだけというオチは十分あり得ますが(笑)。
もちろん、聴感上の音量は同じにして聴き比べております。
気になったので少しネットで検索してみると、なんでもダンピングファクターとかいう数値が、BTLにするとバイアンプの半分に落ちてしまうと書かれていたのですが、これがなんか低域の聴こえ方と関係あるのでしょうか?
以前、元エンジニアの方に、「BTLにしても出力が大きくなる以外、そんなにメリットはない」「ダンピングファクターの数値など気にする必要はない」というようなことを言われたことがあるのですが、そのロジックはよく理解しておりません(汗)。
入れ替える予定のAVプリは2chプリの機能があるので、それを利用して507uXをお役御免にして東京の書斎に持ち帰ろうと思っており、後釜の「つなぎの」パワーアンプとして用意しているSTA-9二台をどのようにつないだらベストなのかを確かめるための実験だったのですが、「教科書通り」の結果とならず、ちょっともやもやしているのです(まあ、結果はバイアンプが良かったのでつなぎ方は決まったのですが)。
どなたか、この「もやもや」を解消していただければ幸いです(笑)。
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