バイワイヤリングで音質調整をする方法

日記・雑記
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関東方面のオーディオ仲間に教えてもらった、バイワイヤリングで音質調整をする方法を試して見ました。

調整に3ヶ月ほどかかりましたが、良い結果が出たので報告します。
Jさん、Hさん、色々アドバイスを頂き、ありがとうございました。

元々バイワイヤリングは、パワーアンプと各SPユニット間の共通インピーダンスを無くして、WFの逆起電力等の干渉を抑止するためにするものだと思います。

今回のバイワイヤリングによる音質調整は、これをさらに進めて、各SPユニットに合わせてSPケーブルの本数(インピーダンス?)を変え、SPシステム全体の帯域バランスや反応の速さを最適化するものです。

さて、準備するSPコードですが、DAIEIの赤黒ケーブル30芯(0.75m㎡)をリール(100m)で購入します。

「大栄電線 スピーカーコード リール」でググれば、送料込で一巻0.5諭吉以下で購入できるサイトが見つかると思います。

このケーブルを必要な長さに切って3wayなら12本程度作り、先ずはバイワイヤリングではなくて左右6本ずつ束にして普通に接続し、10時間以上エージングします。

音質が安定してきたら、一度バラして1本から5本程度まで束を増やしていって音質傾向を把握します。

それから、WF:3本、MD:2本、TW:1本程度の束を作ってバイワイヤリングにします。

音質の調整は、ケーブルの本数が多くなると高域が大人しくなり、低域の音圧が増して反応も少し早くなる傾向があるので、これを考慮して束を増減することで行います。

例えば、高域が五月蠅ければTWを2本に、低域の量感が不足するようならWFを4本にして音を整えます。

拙宅のATCの例では、WF:4本、MD:2本、TW:1本でうまくバランスしました。
帯域バランスを整えるのと、真空管アンプの低域が僅かに遅れる傾向が上手く補正できました。

上記のケーブルを使うと音の癖が少なくて、音質調整の幅も広いので、多くのSPに対応できると思います。

僅かな出費で手軽に楽しめるので、バイワイヤリング対応のSPをお持ちの方はトライしてみてはいかがでしょうか。

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