以前に改造したLPプレーヤーのアームリフターです。(PhileWwbに投稿)
アームの位置を検出するためのOMRONの光電検出器とAudioTechnicaの機械式アームリフターをマグネットで動くように改造しました。
設置状態です。
この方法の最大の問題点は使う前に機械式のアームリフターを押し下げてセットする必要があることです。
年に数回の使用では忘れてしまい”アレ?アレ?”となってしまいます。
そこで次の方法としてラジコン用に買ったのだけれど、小さすぎて使えなかったサーボモーターで何とかならないか?
古くて外箱が変色していますが それなりの数が有ります。
制御信号を確認確認すると
最近ではマイコンを使用するのが一般的みたいですが、下降端と上昇端の2ヶ所の位置が確定出来れば良いのでそこまでは必要無さそうです。
部品箱を探すとNE555と云われるタイマーICが有ったのでなんとかなりそうです。
検出器のON/OFFに連動したリレーのON/OFFでデューティ比を変化させるだけの簡単な回路です。
ユニバーサル基盤に組み込みました。
とにかく小さく組みました。
調整VRはサーボモーターの上昇端と下降端の位置調整用です。
設置状態です。
光電検出器は以前のままですが動作部がAudioTechnicaのアームリフターからサーボモーターに変わっています。
アームを非感知の状態です。(待機時とLP演奏中)
通常はこの状態でサーボモーターのアームは下がっています。
アームを感知した時です。(LP終了時)
感知した時のみサーボモーターのアームが上昇してLPプレーヤー本体のリフターを持ち上げます。
この後アームを元に戻せば非感知状態になりサーボモーターのアームは下がりますが本体のリフターは上昇位置にそのまま残ります。
これで通常と同じ手順でプレーヤーが掛けれて かつ 演奏終了でアームを自動で上げれる様になりました。
それとサーボモーターの力が強くて余裕で動くので微妙な調整が必要なく 取り付けてそのまま動きました。
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helicatsさん、こんにちは。
素晴らしいですね!
私は、AudioTechnicaと同様のアイコール製のリフターをGrahamのPhantom用に使用しています。一応、満足していますが、最内周でアームパイプにトリガーが接触するのはあまり気持ちの良いものではありません。また、インサイドフォースの無いReedのアームでは作動しません。
このhelicatsさんの方式だとReedのアームでも大丈夫そうですね。
ちょっと勉強してみます。
のびーさん
四苦八苦しながら何とか投稿しました。
もとはDENONのアームはインサイドフォースキャンセラがある為かAudioTechnicaのリフターは上手く動きませんでした。
苦肉の策が前回の方法でしたがオリジナルのリフターと後付けりリフターが同居していて使いにくかったです。
今回の改造でオリジナルのリフターのみとなり使い勝手が格段に向上しました。
ただサーボモーターが動く瞬間は”ジー”と音がします。
ケースに入れたいですが・・・入れてもケースを止めるのが両面テープならこのままでもいいかな?
helicatsさん
こんばんは
このアームリフターは力作ですね〜
回路を自作されるのが羨ましい。
ラジコンの部品を活用されるのも素晴らしい発想!
これは実用的でとても素敵な力作で感心しました。
アナログの弱点はうたた寝、寝落ちですから、アームリフターは心強い味方です。
以前は国産のフルオートターンテーブルを使用していた時期もありましたが、アームリフターは本当に便利でした。
アナログ音源はアナログプレイヤーでしか楽しめないので、こうした生活に身近なツールがあると楽しみの幅が広がりますね!
バズケロもアナログ回しながら寝落ちしたいものです(笑)
これからも楽しい日記をよろしくお願いします。
オーディオも音楽もアナログも!楽しいな〜
では、では
バズケロさん
一時期空物(ヘリや飛行機)のラジコンに凝っていた事が有ります。
それがドローンの登場で航空法の改正が有り・・・縁遠くなっしまいました。
なのでラジコン用の未使用の部品が多数有ります。
今回は悪足掻きで何とか利用出来ないかと 考えた末の結果です。
実際に作って見ると思いのほか上手く行き 久々の成功例です。