2月にオーディオルームを移設して4ヶ月が経ちました。
あれこれ調整をして来ましたが低音部分が残ってしまいました。
部屋の周波数特性を測ると
NETに部屋の定在波のシュミレーションが有ったので試してみると
ほぼ一致していて定在波の影響が大きいようです。
更に調べると定在波の対策は難しくて諦めたた方がよいとも・・・
それでも何とかならないかと
35Hzと80Hzの山と60Hzの谷をどうするか???
山谷の大きさはシュミレーションよりかなり小さいのとマルチアンプの利点を最大限使う事で
①なんとか35Hzの山を落として60Hzとレベルを合わせる。
②サブウーハーが60Hz以下なので35Hzの山が落ちた分サブウーハーのゲインを上げて頑張って貰う。
③ウーハーとサブウーハーのクロスを変更して80Hzにクロスの谷を設けて80Hzの山を消す。
と云った方向で行けないかな~
まずは35Hzの山から
2016年に付けた壁のヘルムホルツレゾネーターを改造します。
2016年の設置状況です。
その時の周波数特性です。
83Hzで今回の2つ目の山と重なっていますが、そこは諦めて35Hzを吸音するようにします、
前のダクトは板の厚さ(1.8cm)だけだったのを30cmのダクトを取り付けました。
今回の周波数特性です。
狙った36Hzになりました。
36Hz周辺を吸音したのでその分サブウーハーのゲインを上げました。(ゲインボリュームを弄っただけです)
(開口部分の面積(25cmt×30cm)が有るので36Hz周辺の吸音量は大きいです)
次に80Hzの山です。
ウーハーとサブウーハーのクロスを60Hz(-18dB/oct)からサブウーハーは上を75Hz,ウーハーは下を95Hzにして間の80Hzのゲインを落としました。
調整と云ってもほんの一手間です。
対策後の部屋の周波数特性です。
まだ35Hzと80Hzに少し山が残っていますが、十分改善されています。
60Hz辺りのレベルが大きく下がると沈み込むような低音が出にくくなるみたいですが、合格レベルになりました。
マルチアンプ方式は各ユニットの帯域とゲインが独立して調整出来るので応用範囲は広いですね。
次は300Hz付近のデップですが・・・何か上手い方法は無いかな~
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helicatsさん
こんばんは。
ヘルムホルツレゾネーター!
やっぱり効くのですね。
川越ベースに移ってからヘルムホルツレゾネーターの設置を本気で考えていた所だったので興味深く読まさせて頂きました。
バランス調整の容易さはマルチアンプの利点ですよね。
CENYAさん 久しぶりです
>ヘルムホルツレゾネーター!やっぱり効くのですね。
測定出来る方法として他に思い付きませんでしたが、使い方しだいで効果が有ります。
他にデップを持ち上げれないかと共鳴管を試してみましたが、測定結果を見る限り効果は有りませんでした。
同じヘルムホルツレゾネーターでも効く場所と効かない場所が有るので音圧の影響が有るのかも知れません。
それとダクトの開口面積が大きい方が効くみたいです。