前回は航空法上の登録が不要な重量100グラム以下の機体を製作しましたが、風に弱くで屋外では飛ばせませんでした。
あまりにも悲惨な飛び方だったので、もう少しまともな機体を作れるように 航空法の登録に必要な「リモートID」を調達しました。
これが有れば「無人航空機の登録」が可能になり100g以上の機体も飛ばせます。
機体は10年前に購入して放置していたEPP(発泡ポリスチレン)のキットが有りました。
元は「SNIPERⅡ」と云う機体でしたがEPPのため劣化し易く1~2年で更新していました。
最後は製造中止になり入手不能になりましたが、その後に他のメーカーから復刻?された物です。
EPPの機体は発泡スチロールやバルサよりも衝撃に強くて墜落しても壊れにくいので、今でも販売されています。
モーター・アンプやサーボモーター等の機器は当時の補修用の予備品が有りました。
このモーター+アンプだと離陸時等短時間なら200W近くの出力が得られるので風にも強いし3Dのトリッキーな動きも可能です。・・・ほぼ有圧扇
リポバッテリーは12v充電ドリルのNiCd電池が壊れたので代わりに使用している物で2200mAH/35cです。
77A = 2.2A × 35c —> 瞬間770W = 77A * 10V【3.7V * 3セル * 0.9程度】給電可能です。
※モーターは起動時に10倍近くの電流が流れるので電源の余裕は大切です。・・・スピーカーもボイスコイル型リニアモーターでモーターの一種類
プロポと受信機です。
プロボ内のデーター保持用電池は前回の時に手持ちのプロポ全て交換しました。
今回は「無人航空機の登録」予定なので100gの制限は無視して 受信機には信頼性の高いメーカー純正品を選択しました。
機体から送受信機まで ほぼ全てが10年以上の保管品ばかりです。・・・接着剤も10年前の別名「ワサビ」のEPP専用スコッチ6225Nが使用出来ました。
翼長1mの機体はデカくて製作途中のバラバラの状態では置き場所に困るので天井裏で作業しました・・・エアコンが無いので暑かった!
完成した機体です。
以前は次の休日までにと2~3日で作っていましたが、急ぐ必要がないので暑い時間を避けてゆっくり作りました。
重量は電池込みで740gでした。
最大重量のLiPo電池の位置で機体の重心を調整しています。
完成したので手持ちで上向きにして廻すと・・・辺りの紙が吹き飛んで迫力満点です!
3Dジャイロも細かく動いて姿勢制御しています。
次にDIPSに機体登録しました。
最初はパソコンから「自作機」で登録申請を行いましたが最後に「マイナンバーカード」の電子認証が必要でスマホでないとダメでした。
途中経過のメールです。
機体登録が完了したのでスマホから「リモートID」に書き込んで、機体番号をテプラで貼り付けました。
これで屋外でも飛ばせますが、何となく「○○者がXXを見る」自転車の防犯登録と似ているみたいな?
日中に出歩くと熱中症になりそうなのて練習用にReal Flight G2シュミレーターとUSBプロポを引っ張り出しました。
元々はWindows98用ですがバージョンアップ後なら、WinXp(SP3)互換モードで動作します。
当時の流行りか?CDドライブを規格外の動作をさせてコピー防止しているので当時のドライブでしか読めませんでした。【ディスクトップ用なら読めたかも?】
AUDIOに使用している老い先短いThinkPad X201【Win10/32bit】にインストールしました。・・・NET情報だと64bitはダメらしいです。
当時はNETから直接バージョンアップだったけど接続先が消滅したのでコピーしていたファイルを上書きしました。
既に製造中止になったUSBプロポですが、ゲームパッドとして認識しました。
マルチディスプレイ【拡張】に対応していたのでプロジェクターに写すと視野角が狭い事や動きの不自然な部分は有りますが、特大の画面で実際に飛ばした感覚になります。・・・モニターの覗き込みでなく見上げる感じ
シュミレーターだと墜落させても一瞬で復帰するので、何度でも練習出来ます。
飛ばしに行くのは、涼しくなってからですね。・・・その前にラジコン保険に加入しなくては!











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