流行りに乗ってみました。古いカルダスの電源ケーブルを入手したので手持ちの同じく古いカルダスと比較します。写真右のあずき色がゴールデンパワー左の黒っぽいのがゴールデンリファレンスです。
[:image1:]
過去のレビューは?
なにぶん古い物ですので先人が既にレビューした記事があるはず、そう思って探すとやはりありました。どこで読んだか忘れてしまったのですが他にもゴールデンパワーの方が高音と低音のバランスが良い、ゴールデンリファレンスは低音出過ぎといった趣旨の書き込みがあったと記憶しています。
ケーブルの質感は?
どちらも世代違いがありますがプラグの形状から初期モデルのようです。ゴールデンパワーの方が硬く相対的に重く、ゴールデンリファレンスの方がしなやかで相対的に軽かったです。
音は?
DEVIALET 200で比較しました。
低音と高音の量的バランスが変わります。それまで使われていたこともありゴールデンパワーの方が好ましくゴールデンリファレンスは相対的に高音不足に感じます。しかし良くなるところがあります。
奥行き方向です。具体的には高音の前後方向の分離が改善されます。ただし、音の主成分が今までより奥に定位するようになってしまうため注意深く聴かなければ「高音が減った」という感想になってしまいます。他のチューニングでバランスを整えてなんとか使いこなしたいところです。
何で買ったの?(バカなの、病気なの)
機器を増やそうと思って… 安かったし…
電源といえば最近読んでなるほどと思った過去記事の引用:
・電源ケーブル(ケーブル全般?)で音が良くなるのではなく音が変わる
・電源ノイズには再生音に好ましいノイズ成分もあり、レギュレーターを入れるとそのノイズも取り除いてしまうので、再生音としてはマイナスに感じる場合もある
・クリーン電源(特にレギュレーター)は入れると、土台となる電源環境が崩れる(電源としては改善されているはず)ので、ケーブル類で自分の好みに色付けしたシステムにクリーン電源を入れても満足のいく結果は得られない
引用元
【追伸】
ケーブルを変えて、奥行き方向が広がる経験をされた方いらっしゃいましたらレス、メッセージ問わず情報頂けると嬉しいです。
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