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悟朗邸訪問!【音楽とオーディオの狭間で】

日記・雑記
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昨日、音楽プロデューサーの小林悟朗邸に訪問させていただきました。先月の25日に来訪いただいた時に、お仕事がひと段落したら遊びに行かせてもらう約束をしていました。お仕事とは、先日のRCOのLIVEの衛星放送のプロデュースです。TVを見ている立場としては、何気なく見ている映像も、実際に放送を作り上げる立場として大変な仕事とお聞きしました。ひと仕事終えた後の休日にお邪魔させていただくことになりました。

先日も思ったことですが、悟朗さんは音楽番組を作られているためか音楽に対する興味や志向が強い方だと思います。もちろん、子供のころから好きだったというオーディオに対する興味も人一倍強い方だと思うんですが、音楽家とオーディオマニアの中間。どちらかというと音楽家よりなのでしょうか。このお方が、自宅の再生装置をどのように鳴らされているのか、大変興味がありました。

早速、リスニングルームの様子からですが、入って第1印象はゴトウユニットで構成されたスピーカーシステムです。

中域の大きなホーンが何といっても目を引きます。この4Way5Unitのスピーカーをチャンネルデバイダーによりマルチアンプで駆動されています。このチャンデバまでをデジタル伝送されているそうです。

更に特徴的なのは、ソフトの多さです。

2万枚は所有されているそうです。

悟朗さんのシステムは、このゴトウユニットのSPを中心としたステレオシステムと、B&W802Dを中心としたマルチシステムの2種のシステムを使い分けておられます。伺う前にどちらが聴きたいか、と訊かれて自分と同じSPのB&Wのシステムを希望していましたが、前日にゴトウのシステムを聴かれていたとのことで両方のシステムを聴かせていただきました。

まず、ゴトウのシステムから試聴です。Jeanette Lindstromのボーカルから数種のボーカルやピアノ、オーボエ、バイオリンなどの楽曲を聴かせていただきました。第1印象は、オーディオ的に研ぎ澄まされた音ではないということでした。ゴトウのシステムは初めて聴きましたが、このように沢山のユニットを使用した自作システムは大抵の場合、一つ一つの音は鋭い音を出すのだが全体としてまとまりのない電子音楽が似合うようなものが多かったです。ですが、今回は違います。オリジナルシステムとは思えないような繋がりの良さです。約2オクターブづつ分担するというユニットが、それぞれのパートをまもりながら独自の主張をすることなく綺麗に繋がっていました。特筆すべきは、ピアノの音だと思いました。鍵盤のタッチのおと、弦を叩くハンマーのフェルトのおと、弦の響き、響板の響きの音、これらが分離して聴こえるのですが決してバラバラでなく調和がとれた形で流れてきます。こんなピアノ再生はこれまで聴いたことがありませんでした。余談になりますが、島根の「うちの奥様は魔女」さんがピアノをこう鳴らしたい!と言われていたことが思い出されました。あぁ、魔女さんに聴かせてあげたい!と心底そう思った次第です。

休憩をはさんで、映像を見させていただきました。音は802Dのシステムに切り替えられました。120インチスクリーンに3管式のプロジェクターから投射されます。

DVDやBDを見せていただきましたが、音声は正直に言って良いものではありませんでした。ですが、これが反面映像の中に入り込める気がしました。映像が綺麗で、音も素晴らしいと意識がバラバラに働き、メインであるはずの映像に入り込めない、そんな経験がありませんか。やはり主役を前に出し、脇役は一歩引いたところに位置した方がバランスがいいというか調和が取れるのではないか、と感じました。

最後に、802Dのマルチシステムでフルオケやビックバンドジャズなどを聴かせてもらいました。

802Dのシステムもステレオの時は、少し眠いような印象でしたが、マルチでいきなり目覚めました。音が出た瞬間に音場がでかい!それまでは20畳弱のスペースに居る感触が、いきなり巨大空間にワープします。思わず出たひと言は「ルームチューニングするのがバカバカしくなる!」です。本心そう思いました。フロントに同じスピーカーを1本追加して、リヤに小型を2本追加。超低域だけはサブウーファーで補完する。それだけなのですが、一気に空間が変わる印象でした。まっ、これがポテンシャルというものでしょう。これはしかたがないことなのだと思います。エム5邸に引き続き「もうオーケストラは聴きたくない!」と思わざるを得ないサウンドでした。ですが、両邸の音作りは違います。どこがどう違うのか、さんざん考えましたがうまく言えません。何かが違う・・・そんな感想です。

ここまでで、悟朗邸訪問は終了して夕食に連れて行ってもらい、楽しい話を沢山していただきました。唐突なのですが、今回の訪問で得たものは。音楽を奏でる際のバランスの重要性です。簡単にバランスと言えばそれまでですが、音楽を理解し解釈して、こんな風に鳴らしたいとイメージする通りに演奏されるように調整していく。こんな指揮者のようなことを実行していくことで得られるものなのではないかと思います。

悟朗さん、昨日はありがとうございました。とても楽しい時間をすごすことが出来ました。そして自分の中に課題というお土産も貰って帰れたと思います。お時間が許すことがありましたら、また拙宅にもお越し下さいませ。

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